少年たちは花火を横から見たかった [VHS]
映画そのものは良くてもこの手のビデオがいいとは限らない、と思うのですが、これはとても良かったと思います。それほどマニアックではないと思う僕でもそれなりに楽しんで見れた。ボツになったエピソードやもう一つの物語など、それなりの見どころはあるように思う。映画本編の映像や同じく没になったテイクなども効果的に織り交ぜられこの映画本編を見たときのように清清しい気分になれた。
ミリタリーエアクラフトシリーズ if(イフ) ~歴史にもしもは禁物だが・・・もしも間に合っていたならば・・・~ 1BOX
半分近くで水平尾翼が取れていたか取り出すと取れました(大戦末期の粗製濫造に倣ったわけじゃないでしょ)。再販版ということですが、製造工程が雑な気がして興ざめでした。
あるいは輸送に問題があったのかもしれません。しかしこのメーカーも含めて1/144の大戦機は通販で大量に購入していますが、こんな大惨事ははじめてです。
五式戦はキャノピーの合いが悪く、接着剤を使わないと固定できませんでした。
完品の流星改はツヤのある塗装がカッコイイです。元々のデキはいいようなので、やっつけ作業のような再版製造作業が残念です。
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? [DVD]
45分のショートにここまで濃厚なストーリーがあっさりと納められている事に驚かされる。よくある夏の日の、小学生達の友情と恋のカケヒキを描いている。恋する小学生はよくある設定ですよね。割とこういった切ない恋の物語は万人が共有している感情だから支持され易いし、多くの作品で見られる。古典的な設定と言ってもよいのかもしれません。でも、決定的に他を凌駕しているのは岩井監督の映像美。本来はカメラワークの素晴らしさとか、絶妙なコマ割りを力説すべきなんでしょうけど、見終わってシンプルに「切ないなぁ、きれいだなぁ」と思えてしまう素敵な映画。まず自身で感じて欲しい作品。
キャストも、現在も活躍されている奥菜恵・山崎裕太など、個性派の俳優陣ばかり。必死に役を演じて大人ぶっている感じが、みんな幼さがあってかわいい。後日談として二人が舞台の飯岡町を訪れる「少年たちは花火を横からみたかった」も、この作品に対しての監督の思い入れを感じる。このドキュメンタリー(?)も一つの作品として評価できる。
ナルキッソス ~もしも明日があるなら~ Portable(通常版)
ホスピスという設定上宗教とは切り離せないのでしょうが特に2章でキリスト関係の用語、思想等が連発で出てきます。
自分はキリスト教のことは疎いのですがあまりに連発で出てきたため物語的にはすばらしいとは思うのですが興ざめしてしまいました。(決してキリスト教自体を否定しているのではないのであしからず)
そこら辺に耐性が無い人には特に2章はお勧めできません。