はじめての手製本 製本屋さんが教える本のつくりかた
最近続々と出版されている「本を手作りするための本」。
その中でもトップクラスの一冊だと思います。
この手の本は何冊か持っていますがあまりにも素敵なので買ってしまいました。
分かりやすい説明文とイラスト、きっちりとした写真で構成されており、
本の綴じ方(和装本の綴じ方)の説明は秀逸。
かゆいところに手が届く、という感じです。
また、3分の1強は「美篶堂ものがたり」となっており、
美篶堂の仕事への向き合い方などを垣間見ることが出来ます。
そして本書も手製本。
可愛らしいフランス装です。
読んだり眺めるだけでも十分楽しめるでしょうが、
なんといっても実用性が非常に高いと思いました。
オススメです〜。
(2009.5.12 追記及び一部編集)
レジ袋スタンドプレートワイド ブラック
普通のゴミ袋だと引っ掛けてもすぐにずれて落ちてしまいます。
ちょっと引っ張って引っ掛けるとずれにくくなると思うのですが
開いた状態を固定できないので結局緩んで落ちてきます。
レジ袋のような手提げ袋でないと使いづらいと思います。
私の住んでる地域ではレジ袋をゴミ袋として使えないので不便に感じました。
ぼくたちの失敗 森田童子/ベスト・コレクション
僕はその時小学3年生、ラジオから突然、今にも消え入りそうな切ない声のその人の唄が流れた。哀しいエレクトーンの旋律がその人を慰めるように、優しく抱くように、合間を埋めていく・・・僕はあわてて録音ボタンを押した・・・その日、一日中、スピーカーに耳を押し当てて、僕はそのひとの声を聞いた。繰り返し繰り返し、何度も何度も、テープを巻き戻して・・・
次の日・・・菓子箱で作った貯金箱にあるお金をかき集めて、レコード店へ走った。哀しい旋律を忘れてしまわないうちに・・・あの人の言葉が消えてしまわないうちに・・・「♪さよなら~ぼくの~ともだち~♪って唄が欲しいんですけど・・・」って。優しい店員さんはその人のレコードを探してくれた。それはようやく見つかった。でもそれは、『good bye』という名前のアルバムだった。お金は足りなかった・・・サングラスにカーリーへアの森田童子の姿を心に焼き付けたまま、僕は寂しい帰路に着いた。
以来、森田童子を聴いている。途中、「高校教師」でリバイバルしたときは複雑な気持ちだった。そっとしといて欲しかった・・・と思う。
彼女は決して儚く消えた人ではなかった。自らの意思のもとに決然とあの場を立ち去った人だった。「フォークシンガー」とかつて呼ばれた人の中で童子以外に、僕はそんな人を知らない。皆さん、今ではメデイアの虜になってしまった。紅白歌合戦にも出てる・・・さよなら、ぼくの友だち。これからもずっと聴き続けるよ!
もっと自由に!手で作る本と箱―HANDMADE BOOKMAKING
「手で作る本」の著者山崎曜さんの新刊が出た、ということでさっそく購入しました。
ひとことで言えば、物作り心を刺激してくれる本。北欧風の柄の布で仕上げた文庫本、2色づかいのさわやかな糸とじのアルバム、じゃばら形に開く段ボールの本(これは中身がくりぬいてあって、自分の好きなものを入れることができるのです)、革カバーの辞書、など、バラエティ豊かな手製本の作品と作り方が掲載されています。中には本を入れるための箱も紹介されていて、中に和紙や柄ものの紙が貼ってあったり、箱自体が本の形をしていたり、風呂敷のように本を包む作りになっていたり、見ているだけで、作ってみたい、とわくわくしてきます。
手製本というとどちらかというと職人的な、堅牢な革や布の本というイメージでとても遠いものに感じていたのですが、この本ではそんな常識を打ち破る、軽やかでおしゃれな作品が並んでいます。
作り方もイラストが満載で、ていねいに書かれてあるし、道具や材料についてもくわしい説明がのっているのが私のような初心者にも親切だと思います。
本を作ろう、とかまえるのではなく、好きな布でノートを作ったり、アルバムを作ったり、愛用の文庫本や辞書を布や革でよみがえらせたり、もっと身近に本作りを!と後押ししてくれるおすすめの本です。
ドラえもん みんなが選んだ心に残るお話30~「テストにアンキパン」編 [DVD]
この巻に収録されている 精霊よびだしうでわ(1981年※)にはこの回だけに使われた挿入歌 山崎ハコさんの「夢」が流れます。
ラジオでそういう回があるとだけ記憶してから早15年 やっと見る事ができました。
劇場版の例があるだけに音楽差し替えかも知れないと思っていましたがラストはこの曲のほぼフルコーラスをバックに物語は終わります。
残念ながらスタッフ情報がわかりませんので誰が演出したとかはわかりませんでしたがかなりの異色回で一見の価値ありでお奨めします。