瞬間センチメンタル
SCANDALって聴く前の最初のイメージでは女子高生のカッコして、ちょっとばかりロックに興味がある感じの集団に見えた。
聴いてみたら割と真面目にやってて、かつてプリプリなんかがやってた女の子前面に出しますよ的なニュアンスなのかな?でもオモロイな暫く聴き続けてみよう思った。
彼女達のBlogを見たりしてみたが、彼女達はライヴを心底楽しんでいるようで、アルバムを経て今作!ストレートにカッコイイ“ROCK”になったと感じた。
CDを作る課程でミックスしたり、編集することでの音の変化ではなく、聴く側が素直にカッコイイと思える音を出せるようになったと思う。
やはりLOUDNESS、EARTHSHAKER、ANTHEM、聖飢魔II…とライヴで育ったバンドを多々見ているので、彼女達の今後、楽しみですな(笑)
先ずは今作を聴こう!
夢みる頃をすぎても (小学館文庫)
昭和52年から57年までの作品集。初期作品では登場人物が「ガロ」のような長髪で、時代を感じる。言葉遣いも、学園紛争世代の余韻をかすかに残す。絵柄もまだ少女漫画。しかし、後年のさっぱりした画面の萌芽がある。内容は玉石混淆であるが、時代が下るほど、上達が明らかである。
1)「はるかな天使たちの群れ パート2」:葉月今日子のセリフ「へえー 勉強じょうずなのね」は、学問で生きていこうとする人を侮辱した発言であるが、この人種にそんな意識は全然ないだろう。「楽園のこちらがわ」でのガリ勉論議も中途半端。勉強のできる人が体制攻撃のための「象徴」だというのなら、その攻撃は「嫉妬」に過ぎないんだけれど。
2)「ジュリエットの海」:病気(多分白血病)で衰えた透は「BANANA FISH」のアッシュそっくり。但し哲郎は英二とはちょっと違う。
名作「BANANA FISH」のあとで読んだのは正解だったと思う。
白線流し~夢見る頃を過ぎても ディレクターズカット完全版 [DVD]
一応完結編ということで見る価値はあるんだけど
その子のあまりの自分勝手ぶりに怒りがこみあげた
正直「旅立ちの時」で完結ならどんなに素晴らしくて心に染みる作品になってたか
とはいえこれがあの白線流しの終わりということで感動はできました
ガンソード ~夢見る頃をすぎても~ (角川スニーカー文庫)
第1章と2章はアニメの1話前の話なので、観ていた方は楽しめると思います。
第3章はある有名漫画のパロディーです。ヴァンと戦った相手の一人はある漫画に登場した相手の戦闘力を測る機械を持っていました。
3章はパロディーの元ネタがわかる人は楽しめると思いますので、アニメと観た事がないの人でも楽しめる小説だと思います。
白線流し DVD-BOX
スピッツの「空も飛べるはず」を聴くと、まるで高校生に戻って「白線流し」の仲間の一人になったような錯覚を起こしてしまいます。十年前の放映の時には、高校時代の自分と重ねて見てしまい、十代の純粋さとひたむきさに毎回必ず涙を流したものです。
十年後を描いた、特別企画「夢見る頃を過ぎても」を見て、初恋はきれいなまま思い出にしておきたかった、という感想を持ちました。ストーリーに「無理矢理な終わらせ方」という印象がありましたし、「渉」の魅力も色褪せていたように感じました。
女性から見て男性には、少年から男になるほんの短い期間、きれいに輝く時があるのです。それが「渉」役の長瀬さんであり「優介」役の柏原さんでした。もちろんお二人とも今は男として魅力的です。対して女優さん達は、あまり変わっていない印象を受けました。
だれもが通過する感じやすく傷つきやすく異性を意識し始める十代を、「白線流し」のような誠実で丁寧な青春ドラマにすることによって、若者達には良い刺激を、元若者には懐かしく美しい思い出を与えてほしいと思います。