新・堕落論―我欲と天罰 (新潮新書)
氏のこの国を憂える主張に共感した。戦後、アメリカのライフスタイルが無批判に吸収した結果、現在の日本人の心性はいつのまにか物欲、金銭欲、性欲に支配され、情熱や努力といった言葉は現代において過去の遺物となってしまった。携帯電話、パソコン、テレビによる情報氾濫と利便性により、日本人は人生において様々な現実の問題にぶつかり、悩み、立ち向かい、勝利あるいは敗北するといった本質的な要素を失ったと思う。最近のモラルの低下、あいまいな政治、自己主張のない国民性の本質をこの本は明解に説明している。
俺は、君のためにこそ死ににいく [DVD]
色々な戦争映画を観てきましたが、神風特別攻撃隊の映画の中でもかなり良い作品です
左翼的考えの人からは批判が多いですが・・ しかし、この映画の話は実際にあったことです
どうして実際にあったことを伝えることが戦争美化なのか分かりませんが・・
他にも様々な特効攻撃があり 例えば、桜花、回天、震洋、伏龍、マルレなどの特効攻撃がありました。
神風特別効撃隊を知りたい方は、知覧特効平和会館に行くことをお薦めします
真の指導者とは (幻冬舎新書)
毀誉褒貶のある著者だが、過去の指導者の言葉を紹介しつつ、日本のあるべき指導者像を丁寧に書いている。著者の国を思う気持ちが現れている。若い世代へのメッセージ。国民一人一人が歴史的認識を持ち、長いタイムスパンで物事を考えるべきとの著者の主張は同感。
宇宙戦艦ヤマト 復活篇 [DVD]
子供の頃からヤマトを見ていましたが、久々の復活と予告CMの凄さに期待しまくってましたが、 なんか話の展開が軽すぎますね。全く重みが感じられません。
新キャラたち、なんかウザいガキが多すぎる。
注目の戦闘シーンですが、まぁ迫力あって良かったですがヤマトの主砲の音が軽い音になった事が大いに残念です。従来の音が良かったな〜。ヤマトのベースが世界最大の主砲をもつ戦艦大和なんですからもっと主砲の爆音を力強くしてくださいよ。
正直今作はあんまり面白くなかったです。でもヤマトを復活させてくれたのが嬉しかったので良しとします。次回作に期待します。
ソウル・サバイバー
これこそ音楽的にもアティテュードの面でも“日本のロック名盤”の系譜に連なるべきアルバム。
“ソウル・パンク”とも言われていたインディーズ時代からは音も詩も格段に豊かさを増している。
更にその後『クロスブリード・パーク』『ユニバーサル・インベーダー』で、ラテン、ジャズ、トラッド、ファンク…とゴッタ煮状態の進化を続ける彼らだけど、本作ではまだギター・ロックのフォーマットを色濃く残している分だけ純度を感じる。逆に言えばこれだけのものを作ったから次の地平に進めたという感じ。
ミディアム〜スローな曲もアップテンポな曲と同様の熱気を帯びていて(「シーズン」は最高の名曲だ!)、それが沸点に達するラストの「ソウル・サバイバーの逆襲」ではイントロで心が燃え滾り、エンディングでは高揚感で殆ど放心状態になる。