サンゴとサンゴ礁のはなし―南の海のふしぎな生態系 (中公新書)
2008年は「国際サンゴ礁年」である。それを契機に、同じ著者の1985年の旧作が全面改訂された形だが、もしかしたらこの出版こそが、「国際サンゴ礁年2008」の最大の財産となるかもしれない。とにかく、ダイバー、アクアリスト、そしてサンゴ礁の危機や保全に関心のある人間は必読。これだけの内容が新書で買えるのだから、これ以降、この本を読んでおかなければ、サンゴやサンゴ礁について語る資格はないとさえ言いたくなる。
あとがきには、
>本書は「サンゴ礁はやわかり」である。手軽にサンゴ礁が理解でき、その魅力が伝わるように心がけた。
とあるが、決して“通りいっぺん”の内容ではない。造礁サンゴの共生褐虫藻の分類の話など、専門書や学術論文を読まなければ分からないし、今、実際にサンゴ礁保全活動を行なっている人間でさえも、知らない話が満載なのではないか。況んや一般のダイバーやアクアリストに於いてをや。漫然と眺めていたサンゴ礁の生物たちの間に、こんなにも不思議で、こんなにも魅力的な、生き物同士の関係が繰り広げられていたことを知れば、見慣れた景色も全く違って見えて来るだろう。ダイビングやアクアリウムの楽しみが、何倍にも深まるに違いない。
また最終章が我々の現代文明批判にまで繋がって行くあたりは、この著者の真骨頂でもある。サンゴ礁の生き物社会のお話を面白おかしく読み進むうちに、我々の人間社会までが、これまでとは違った姿を見せて来る。「目からウロコ」とはこのことだ。文明論の専門家ではないから、語られている“北”と“南”の文化の対比には、些か乱暴なところもあるのだが、我々の常識をクルリと逆転して見せてくれる手腕には、ある種の快感さえ宿る。
サンゴ礁の生物や生態学に関心のある人だけでなく、沖縄を初め、南島の文化に興味・関心のある人にも、自信を持ってお勧めできる一冊である。
「淫行女教師」 卑猥なイソギンチャク 末永あい 百花美人 [DVD]
この女優さんは名前が紛らわしい。「末永あい」で単体デビューしたが、その後は「麻生くみ」や「手嶋絵理」名義の企画作品が混合している。改名はよくあることだが、どちらかに統一してほしいものである。
さて、女教師を演じた本作だが、これがまた品の無いサブタイトルに反してなかなか良い。学校のシーンがなく、女教師らしさもあまりなくて、シリアスな凌辱展開を期待させながら、すぐに「本性」が開花してしまってノリが変わる最初のカラミに少しがっかりしたのも束の間、これが意外にいやらしくて印象が変わった。照明を落とした、陰影のある映像に淫靡なものを感じる。凌辱を経て「女」の悦びを知る展開の方が良かったようにも思うが、この女優さんは痴女っぽく積極的に振る舞った方が良い。ここからの、ヤりまくり感抜群の爛れた関係や、学校での噂を(何故か自宅で)詰問する教頭先生さえ色仕掛けで籠絡するまではずっと痴女。キホン棒読みのセリフながら、腹を据えてタメ口で話し掛けるのが、関西弁のイントネーションも相まって雰囲気が出ており、少しだけ上から目線でおねだりする様も良かった。この後、ちょっと「?」な展開を挿んで、これまでの仕返しとばかりに緊縛でがっつり責められる終盤から、割としっかり纏まった結末までよりも、自ら求めて貪る淫らな序盤〜中盤の方が色気もあっていやらしい。この女優さんの持ち味が分かっただけでも、個人的には大収穫の作品だった。
情交シーンが多いのも本作の良いところで、M字大開脚で受け入れ、脚を抱え上げる屈曲位が多い。宙ぶらりんな脚がぷらんぷらんしているのが凄くいやらしい。さらには、実に貪婪な腰振りがナイスな騎乗位も観られる。堰を切ったように求める女のいやらしい本性にそそられる。
夜のいそぎんちゃく [VHS]
渥美 マリ。大活躍。
20歳の見事な美貌と逞しい生活観。
白黒のレトロ感も今となれば、リアリティを醸し出す。
団塊世代と戦後高度成長の象徴。
今となれば、いぶし銀の歴史的傑作。
カクレクマノミ柄 ネクタイ【COLORATA 生物・動物柄ネクタイ】
主人のプレゼントに購入したのですが、まず、柄がとてもセンスがよい!!と高評価。
しかもとても絞めやすい!とかなり気に入ってもらえました。今度から買うのならこれにしてほしい
ということでした。ただ、クラゲの柄だけは、ちょっと・・・他のはとっても素敵です
これからも素敵なセンスに期待しています。