のだめカンタービレ 最終楽章 後編 スペシャル・エディション [DVD]
前編とは打って変わって、しっとりと何処か物悲しげなベートーヴェン:交響曲第7番ピアノ独奏で始まります。
のだめも笑顔。千秋も笑顔。でも何かがこれから起ころうとしている。
まるで観ている側が焦燥感に駆り立てられるような、今までの「のだめ」には見られなかったプロローグの幕開けです。
上野樹里演じる「のだめ」が可愛らしいことは充分分かり切っていましたが、この後編はとにかくこの上なくのだめが可愛い。
のだめってこんなに可愛かったっけ?と思うほど、限りなく「女の子」ののだめを感じました。
運命の曲をのだめ以外のピアニストと共演することになってしまった千秋。悔しくてやるせない、のだめの想い。
そんなのだめの気持ちを充分に汲み取りながら、散々悩んだ上出し惜しみせず、今できる精一杯の演奏をした千秋。
ここから徐々に、二人の心がすれ違っていきます。
この一連の二人の表情、次第に移り変わって行く心情描写が素晴らしい。とてもとても引き込まれる。
二人旅の終わりから、千秋&Rui共演→のだめプロポーズ→のだめコンチェルトデビューまでの流れが、
かなり駆け足気味だったことが非常に残念でならないが(個人的には、この点が本当に残念でした。あと30分尺が長ければ…)、
千秋の思いとはうらはらに、どんどん駆け上がって行くのだめの姿がとても凛々しく、頼もしい。
そんな意味でも、ショパン:ピアノ協奏曲には心を鷲掴みされました。
特に第3楽章が素晴らしい!飛んで跳ねて自由奔放な、色彩感溢れる音の粒。
緊迫感を出すために、敢えてリハなしでぶっつけ本番に挑んだ、上野樹里渾身の演技。
あまりの凛々しさに鳥肌が立ちました。見事です!
そして千秋とのだめの愛情溢れる二台ピアノから、フィナーレへと繋がって行く訳です。
連ドラ第1話での躍動感溢れるアップテンポな二台ピアノとはまた違った、成長した二人の成熟した二台ピアノ。
一音一音が優しく丁寧に紡がれ、とても温かい。そして何より、千秋ののだめを見る愛しげな眼差しが…最高です!!
「もう離さない」とばかりに、のだめをきつく抱きしめる千秋の幸せそうな顔。
観ているこちらも、幸せいっぱいな気持ちに包まれました。後編で最も好きなシーンです。
原作が賛否両論な終わり方をしたので、正直一体どういう結末にしたんだろうかと、非常に心配をしていました。
でも流石のだめチーム。期待を裏切ることはありませんでした。
赤いドレスを身に纏ったのだめと、のだめをエスコートしながらステージに出て来た千秋に涙が溢れました。
原作では見ることが叶わなかった、何よりも見たかったシーンでした。
二人はこれからも、音楽家としても私生活のパートナーとしても、
互いに刺激しあって高みに上って行くことが容易に想像出来る、幸せなエンディング。
まさに音楽が鳴り響いていく、幸福なエピローグでした。
最後のアレは…びっくりしましたが、ファンサービスだと思って楽しませて頂きました(笑)
足かけ4年…とうとう「のだめ」が終わってしまい、寂しい気持ちでいっぱいです。
長い人生の中で、心から感動し、共感して笑って泣いて、胸が高鳴るような作品に出合えることは、そう多くはないことだと思う。
そしてそんな作品に出合えることは、とても幸せなことだと思う。
自分にとって「のだめカンタービレ」は、そんな作品でした。
原作を大事にし、且つファンを大事にして、体当たりで良い作品を作り上げてくれた実写のだめチームに、
心からありがとうと伝えたいです。
この作品に出合えて、本当に良かった。実写のだめチームに万歳!!
レゴカメラ
以前欲しくて探しても探しても見つからなくて半ば諦めていたのですがやっと手にすることができてすっごく嬉しいです!!!
商品については性能重視ではないしトイデジなので充分だと思っています
画素数も300万画素ですがよほど引き伸ばさなければまぁまぁだと思います
ただ、日付の設定ってどうやるんですかねぇ・・・?
PCに取り込んだときに2010.1.1と表示されてしまい保存用に日付は変えたのですが、本体で日付設定できればいいのに・・・と
飲み会に持っていったらかなり注目の的になりました
ストラップなどつけられないので自分でホルダーを作って首からかけて使ってます
アクセサリーとしてもポイントになりますよ
大人が持っててもいい感じです♪
「それでも、生きてゆく」ディレクターズカット完全版 [DVD]
DVD発売決定、ホントに良かったです。 でも、決定ついでに、出来ればBlu-rayでの発売もお願いします。
私はHDDレコーダーに録り溜めてたこのドラマを観始めるまで、放送が終わってから一月以上経ってたので、リアルタイムで他の視聴者の方々と情報交換出来なかった事を今でも悔やんでいます。
リアルタイムで観てなかった事も有り、一度はそのテーマの重さ、暗さから観ずにHDDレコーダーから一括消去をしようと思い、全話選択して、「はい」を押そうとしたんですが、「消すのは何時でもできるし、一話目だけでも観て見るか。」と思い改め、見始めたらドハマリしてしまいました。本当に消さなくて良かった〜〜〜〜〜〜
初めて観てから随分と日にちが経つのですが、今でも双葉と洋貴の不器用だけど、優しさと愛に満ちた生き方が心の真ん中をポカポカ温め続けてくれています。
テーマが重く、辛い題材の為、人に薦めるのが非常に難しい作品ですが、是非皆に見てもらいたいです。
このドラマが何故こんなにも特別で、深く心に響くのか? きっと脚本、俳優、あと制作に携わった全てのスタッフが、「この作品は、いつも以上に向き合って誠実に伝えなければ。」と考え、真摯な姿勢で同じ方向を向き、真面目に作り上げたから。だからこんなにも観た人の心に届く作品に成ったんだと思います。
最初に全話観終わった後の、あの感情は何とも言葉では言い表せません。放心状態と言うか・・・、その日の夜は心がザワついて、なかなか寝付けなかったのを憶えています。
これは現実では無く、ドラマの中の話って解ってるのに、「双葉や洋貴の未来に、そして被害者家族はもちろん、加害者家族の未来にも希望があり、いつか『悲しみの向こう側』へ辿り着き、心から笑える日が訪れます様に・・・。」と願わずには居られない。
ドラマを観て、登場人物たちにこんなに思い入れて、こんな事願う自分に、実は自分が一番驚いています。
他の方のレビューにもありますが、制作に携わった全ての人に対して「このドラマ作ってくれてありがとう」って言う感謝の言葉が自然に出てきます。
胸が苦しくて、涙も沢山流しましたが、見終わって感じた、人の温かさがこの作品の持つ「人間愛」を物語っていました。
一生大事にしたい「それでも、生きてゆく」は、私の心の奥をグワングワン揺さぶらり、今までドラマや映画を観て感じた事の無い程、人の弱さ、強さ、儚さ、大切さなど、沢山の感情を活性化させ、人に優しく、誠実に向き合う勇気をくれました。
このDVD、本当に楽しみです。ディレクターズカットと言う事なので、新たなシーンやカットが追加されているでしょうから、それも気にしつつ楽しみに見させていただきます。
初回封入特典:「それでも、生きてゆく」オリジナル脚本・全11話(出演者スぺシャル座談会付き)と、これも楽しみ。あの難しい役を、満島ひかり、瑛太、大竹しのぶ、などの役者さん達がどの様に捉え、考え、感じて演じたのか等、興味は尽きません。
最後にもう一度、このドラマ作ってくれた皆さん。本当にありがとう。
まほろ駅前多田便利軒オリジナルサウンドトラック
映画『まほろ駅前多田便利軒』のサウンドトラック。
全曲をくるりの岸田さんが手がけています。
様々な場面に合わせた、様々な曲が揃っており、
アコギのみのシンプルな曲、管楽器を多めに取り入れたゆったりとした曲、
はたまた、バンドサウンドが響く曲もあれば、電子音が唸る特殊なのもありと、
全体的に岸田さんの音楽センスの広さが光る、聴くだけでも楽しい一枚です。
そして主題歌である「キャメル」と「まほろ駅前多田便利軒」。
どちらもゆったりとしつつも骨太ロックサウンドが響きわたる、
片方明るく、片方ダウナーなロックチューン。
個人的には「キャメル」のアウトロが良かったです。カッコよい!
全体を通して、良質なサントラだと思います。
映画を観た人も、くるりが好きな人にも、双方お勧めです。
ウォーターボーイズ Vol.4 [VHS]
最終話は、とうとうシンクロ公演本番です。
2話しか収録されていなくて値段も高いですが、
内容は充実しています。
「ウォーターボーイズ」が好きなら、是非買ってみて下さい。