レッド・ウォリアー [DVD]
基本的な映画評と解説は、田亀源五郎さんのブログ(ここで紹介していいのかな?)で書かれているので、私からは一つだけ。ひょっとしたら、本作は、18世紀ジュンガル部のガルダン・ツェリンの唯一の映像化作品かも知れません(中国で多数作られている乾隆帝を扱ったテレビドラマに登場しているかも知れませんが。。。)。清朝側の史書を読むと、十全老人とか言っちゃって、大国清の乾隆帝にいじめられている周辺の弱小国の中で、少ない資源で頑張っているというイメージのあったガルダンですが、本作では侵略者の側になっています(でもラスト、人質にされた幼児の息子が戻ってきた時のガルダンを見ると、「そんなに悪い人ではなかったかな」と思ってしまいましたが。。。)。歴史ものというより、アドベンチャー映画に近いと言えますが、歴史娯楽活劇映画としても楽しめます。カザフの映像も素晴らしい。変な題名だけはやめて欲しかった。反って売れなくなってしまうような題名に思えました。
ジェイソン・ベッカー・トリビュート(コンプリート・エディション)
マーティーフリードマン(元メガデス)のギタリストとカコフォニーというバンドで活躍していた、ジェイソンベッカー。原曲は80年代のもので、今はなかなか手にはいらないジェイソンベッカーの曲が聞ける。カバーアルバムではあるが、すでに多くの人が知っている、海外のアーティストの手によってみごとにカバーされている。過去の音源とは違い音質が聞きやすくなっている。CD1の 8.Go off CD2の 6.Lydia's house 14.Concerto CD31.Speed metal symphony 4.Perpetual burn などが熱いです。ジェイソンの代表曲であるスピードメタルシンフォニーは約9分の大作!速弾きギタリストの黄金期を駆けてきて、今病の床にあるジェイソンの名作たちをお聞きください。
パーペチュアル・バーン(紙ジャケット仕様)
個人的にはギターのインストで、最後まで一気に聴き抜ける作品はこれとSteve VaiのPassion〜だけです。クラシカル路線の作品なので現代の流行りではありませんが。泣きのメロディーを中心に、耳に残るメロディーがたくさん存在するアルバムです。
イントロスペクション(紙ジャケット仕様)
今やヴィクターウッテン、デニスチェンバースと組んだアルバムを発表するまでになったグレッグハウの93年発表の2枚目のアルバムです。
サウンド的にはファンク色の強かった1枚目のアルバムに比べて、このアルバム以降はフュージョン色を強めています。このアルバムでも聴き所はやはり、一聴して、グレッグハウとわかるギタープレイです。その流れるようなギターフレーズは、格好よさと同時に気持ちよさも持っており、聴けば気分爽快になること請け合いのアルバムです。また、このアルバムでは、スピード感のある曲が多くなっているのも特長で、気持ちよさをアップさせています。
後々のアルバムに比べると、完成度の高さでは劣るかもわかりませんが、逆に若々しさが感じられるアルバムになっています。