維新の嵐 幕末志士伝
大河で新撰組が始まったので、久しぶりにやったらはまってしまいました。選べるのは坂本竜馬と土方歳三と新武将。土方といえども剣だけではなく、いろんな人と語り合うことが大事。すべては情報が鍵を握るゲーム。自分の力で日本を動かすこのゲーム、今年はコレがはやるかも。
人生に悩んだら「日本史」に聞こう 幸せの種は歴史の中にある
楽しみにしていた本が届きました!
手にとってその場ですぐに読み始めました。
仕事をほっぽらかして1日で読了、あっという間でした。
感想としては…
泣いた(笑)
前半で日本人のDNAを感じつつ、後半のフレッド和田さんとエルトゥールル号の話で号泣です。
以前、白駒さんの講演会で聞いていたのに、またしても琴線にふれました。
私たちの生き方は、先人がいつも示してくれているのですね。
それを思い出すだけで、胸が熱くなります。
震災があって、日本人の気質があらためて見直されましたが
その源はすべて歴史の中に見つけることが出来るんですね。
「自分たちの祖先はこんなにも素敵だったのか!」
「よし、ならば自分も!」
と胸の奥から力が湧いてくる本です。
何冊か購入して知り合いに渡したいと思います。
地域の小中学校で子供達にも読んで欲しい。
自分たちは日本人であること、この国に生まれたことを誇りに思って欲しい。
私たちの未来も、歴史の中にあるんだなと感じて欲しい。
読後が本当に爽やかな気持ちです。
自信を持ってオススメ出来る本です。
るろうに剣心~明治剣客浪漫譚~ 維新志士への鎮魂歌【劇場版】 [DVD]
名作『るろうに剣心』の劇場版。アニメと思って侮る勿れ、幕末から明治への時代の中での様々な葛藤が上手く描かれています。アニメの性格上、勿論フィクションとならざるを得ませんが、薩長同盟の護衛として戦った剣心の過去から始まる明治の事件。薩長同盟がなり、大政奉還・鳥羽伏見の戦いを経て、明治という新時代を迎えた日本、しかしそこに混在したのは腐敗した官僚主義と形ばかりの平等主義と民主主義、そんな現実に見かねた旧幕府方の有志達が立ち上がり目論む「新維新」。その影に見え隠れする黒幕達に操られるままに巻き起こる明治の一事件と、剣心との物語です。
幕末を理解してこそ楽しめる、寧ろ大人向けの作品で、今の日本社会にも通じる題材になっていると思います。幕末と言う時代が、志士達にとって如何なる時代だったのか、彼等が求めた新時代の理想とは、アニメながら重くも洗練された題材を、見事に描き出してくれます。るろうに剣心のファンの方は勿論、単なる幕末ファンの方も一度観てみる価値はあるれっきとした「映画」です。
序ながら、るろうに剣心の中で魅力的に描かれてきた歴史上の人物達(大久保利通・斉藤一・勝海舟・・・)とは裏腹に、この物語で描かれた志士達をせっかくならもう少し力を入れて登場させて欲しかったというのも切実な願いです。西郷隆盛・桂小五郎・坂本龍馬というあまりにも偉大過ぎる三人が登場するにも拘らず、軽すぎるタッチと人物像が惜しかったです。
武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)
「国家の品格」に引用されていたことから読んでみた1冊。古文書に記された武士の生活を,今の生活に引き寄せながら,歴史素人にもわかりやすく綴ってある。代々の猪山家の当主の姿に,やはり,誠実に取り組むことが認められてよかったと,正直,思ってしまう。いつの時代も,努力や誠実さが必ずしも報われるわけではないのだから。古文書を解読し,その時代と今の時代を往復する著者の姿に,歴史学者の役割を見たように思う。著者の大学での講義も受けてみたいものだ。
いろはカルタの文化史 (生活人新書)
定番のいろはかるたの解説があるだけでなく、立体的ないろはかるたの情景、
現在でも作成されつづけているいろはかるたについての紹介がある。
参考文献もしっかりしている。