AKABOSHI-異聞水滸伝- 1 (ジャンプコミックス)
扉絵や、単行本の表紙みたいな一枚絵ならトップクラスの画力を誇ると思います。
でもコマ割りや構図が非常に見づらく、一度読んだだけでは内容が頭に入って来ない。
もし帰りの電車とかでジャンプ読んでたら、たぶんこの漫画は読み飛ばします。
ジャンプのメイン読者の少年達は、どんなに絵がアレでも読みやすくて理解しやすい漫画が好きなんだと思います
(某べるぜバブなどが人気な理由はそこにあるんじゃないかと…)
キャラクターもデザインはかっこいいですが、共感できる人物が少ない。
ていうか個人的には、最終回は新キャラ出すより未回収の伏線を少しでも多く消化して欲しかった…まあそこはコミックスで補完するみたいですが。
天野先生の絵は好きなので、次回作はぜひコマ割りまでできる原作者と組んで描いていただきたいです。
AKABOSHI-異聞水滸伝 3 (ジャンプコミックス)
絵がきれいで読みやすく、話の内容も悪くないと思います。
キャラも個性的で作られています。
ただし、キャラと話の内容の良さがわかってくるのは最終局面になってから
特に主人公。
序盤・中盤じゃただのDQNです。それも全く魅力のない
少年漫画で好かれる主人公で外道なのは居ますが魅力のある奴というのは
なにかそうなった理由があったり、そうなってでも成し遂げたいという目的があります。
この主人公にもあるのですが……手遅れだってば。
序盤から匂わせるなりしておけば違ったのでしょうが、全くその話を出さなかったせいで
ただの感じ悪い奴としか思えません。
主人公がよく言うセリフにも重い意味があって、それと上記の理由が関連しているのは大好きですけどね。
非常に悪い言い方をすると作者の頭の中にあっても、読者にそれを伝えないと意味がないと思いました。
あとは個人的な意見ですが
三国志ファンの方にはお勧めできないかもしれません。
とある有名武将の子孫がかませになってますので
異聞ですからこの辺は仕方ないと思いますけどね。
エグザムライ (ジャンプコミックス)
とても絵の上手い漫画家さんです。
キャラの顔もメンバーと似てます。
それを除くとEXILEがキャラのモデルになってるだけの普通の少年マンガ。
変わった設定もなく、とにかく普通。
EXILEを知らなくても問題ないです。
敵キャラのセリフの文字が読みにくいかなーと思いました。
この巻ではATSUSHI以外の6人が出てきます。ATSUSHIも数コマ出てきます。
他にヒロ・マキダイ・ウサ・マツの初期デザイン画と月刊EXILEに載ったイラスト3枚が白黒で載ってます。
描き下ろしマンガはありませんでした。
カバーはホログラムでキラキラしてます。
青年コミックサイズなので書店で探すときは週刊少年ジャンプや他のジャンプスクエアのマンガコーナーにないかもしれません。
2巻は7月に発売予定です。
ポプコン・スーパー・セレクション ボーイズ・コンピレーション
皮肉ではなくて、タイトル通りの感想を「再度」持ちましたね。CHAGE&飛鳥を抜いた選曲が出来るのか、素朴な疑問。CD自体のポテンシャルは決して低くなく、寧ろ、こういうコンピは悪くは無い。豊富な所有音源を、どのような切り口で編纂して出していくのかと考えると、こうしたコンピは、ヤマハの販売戦略のひとつのように感じます。そして、一見売上の見込めない音源の中に、意外な数のニーズが存在するのがポプコンの凄さを改めて実感します。音楽メディアの拡大により、次第に音楽産業への影響が薄まって、必ずしも評価とチャートが一致しなくても、ポプコンが最後の最後まで愛好者のものであり続けたために終わらざるをえなかったことを思い返されるCDです。
The Violin Muse~The Best of Ikuko Kawai(初回限定盤)(DVD付)
川井さんの音楽をじっくりと聴いてみたいと思っていたので思いきって買いました。
クラシック音楽は皆そうだと思うのですが、川井さんのヴァイオリンも高級オーディオで聴かないとその良さを十分に満喫できないようです。私の中途半端なコンポでは少し足りない。
ビジュアル的な魅力の大きい彼女ですから、DVDのほうは満足できました。
DVD単体もいくつか出てるようですから、これから川井さんの音楽を聴いてみようと思う人にはDVDのほうがいいかもしれません。
でも、この音楽はやはりコンサートで直に聴くのが一番いいでしょうね。