千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン (角川oneテーマ21)
日本の老舗の存在はグローバリズムへの警鐘であり、未来への希望である。
強国の正論?には征服者の欲がちらつくが、老舗にはかけがえのないものを守り続けている誇りがあり、それは他者を否定しない。
生きとし生けるものへの敬意があればこそ、生かし生かされて来た老舗の存在は、企業生命とは何かの百年以上をかけた証明であろう。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」「良品は声なくして人を呼ぶ」「不義にして富まず」「町人の正義」等々、老舗の家訓、理念はわかりやすくまっとうである。不正をくり返す現代の大企業にこそ、横文字でごまかすことなく、まっとうな姿勢で応えてもらいたいと思わせる。と同時に、自己中心的な私達の日々のありようの見苦しさも気づかせてくれる。
好感の持てる本書の登場人物達の中でも、とりわけ魅力的なのが二人の「宇宙人」だ。創造の病ともいうべき重大な危機を乗り越えた二人の言葉には、国際化の波の中でかじをとる老舗当主ならではの知恵があふれている。求められる新しい指導者像がそこにある。
1000年の単位で見れば、国の成立期に中国や朝鮮経由で受けた、ペルシャを源とするアジアの恩を、やっと今、日本が世界に返し始めている、ともいえるのではないか?
日本人はどう生き、どう働くべきか、人類が地球の今日を明日につなぐにはどうすれば良いのか、老舗は学びの宝庫である。
最後に、老舗の精神の伏流水として、自然界全てのものに神性を感じる日本古来のアニミズムがあり、一切の生きとし生けるものの共存を前提とする、日本教といってよい仏教感がある。それらは日本人共有の潜在意識ともいえる。
本書の老舗が信用できるように、私達は私達自身をもっと信じても良いのではないだろうか。
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7gで、普通のリングには十分な量だと思います。
10gでは、ちょっと大き目のアクセサリにも使えるでしょう。
銀粘土細工は、造形中の乾燥防止が大事です。
私のやり方は、粘土などで予め形を作っておいて、「型取り君」などで型抜きします。
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