ウォーターボーイズ [DVD]
はっきり言って、めちゃくちゃ面白かったというわけではない。そして、めちゃくちゃ感動したというわけでもない。でも、なぜか何度でも見たくなる映画、誰にでも薦めたくなる映画だ。脚色されているとはいえ、「中学~高校ぐらいの頃って、たしかにこんなノリだったよなー」という懐かしい感覚を思い出させてくれる。個人的には、プールを貸してもらうために女子高までの田舎道をみんなで走ってゆくシーンがすごく好きだ。なんだか、あのシーンが「青春」という言葉の全てを集約しているような気がして、妙に印象に残った。そして、何度見ても、あのシーンで思わずにやにやしてしまう。私と同じではないにしても、きっと見る人全てが、思わず昔を思い出してにやにやしてしまうシーンが必ずあるはず。出演者は決して演技が上手いとは言えないが、それもまた青臭くて味がある。なんにしても、とりあえず見て欲しい。絶対に後悔はしないはずだ。
それと、これはどうでもいい事だが、映画の中の平山綾はめちゃくちゃかわいい。このあたりも「青春」っぽい。
忍ぶ川 [DVD]
自分の家系を呪われた血筋と忌み嫌って恐れる青年と、極貧と死の中で育ちながらも清純な気品を持った仲居との出会いと幸せに結ばれるまでを、画面の構図ひとつひとつが印象深く、主人公たちの心模様のように美しく、清く、切ない白黒の映像世界に描ききった。
あまり好きではなかった加藤と栗原の共演なのだが、この作品では二人とも初々しく好感が持てた。加藤の凛々しい顔もよかったし、、栗原の細やかな表情と気品あふれる姿に女優としての魅力を再認識した。
寒い冬の中で初夜を迎えたとき、「雪国では裸で寝るんだよ」と、加藤が衣類をすべて脱ぎ、栗原にもそうしたらと勧める。そうしたほうが、かえって暖かいんだよ、と説明する。自分もそうしてみたことがあるが、何か違った。暖かくなかった・・思えば当たり前のことだった・・・そのときは一人だったから・・・。
ユタとふしぎな仲間たち (講談社青い鳥文庫)
父を事故で亡くした勇太が東北の湯ノ花村に母と二人で越してきます。けれど、分教場では、東京のモヤシッ子・ユタとよばれて、仲間にいれてもらえません。ひとりぼっちの勇太の前に、座敷わらしのペドロたちがあらわれます・・・。
ひ弱な少年がたくましく育つ成長物語と言ってしまえばそれだけなのですが、読み返すたびに、ユタとペドロたちの物語は、面白く胸があつくなり、最後のところでは、涙ぐんでしまいます。
座敷わらしのペドロたちは、昔、凶作で飢饉の年に間引きされて殺された子どもたちであるという話が、ユーモアとペーソスにあふれたペドロたち座敷わらしを形作り、この話を、たんなる愉快な成長物語にとどめず、いつまでも心に響き、忘れられない物語にしていると思います。
226 [VHS]
この作品は、
奥山和由製作 五社秀雄監督 笠原和夫脚本
で、1989年に公開された作品。
新旧オールスターキャストが配役され、話題になった。
注目は音楽、
現在、テレビや映画で活躍している人気作曲家の千住明の初作品。
印象的なテーマ曲を手掛けている。
Re.(アールイー)(CCCD)
このアルバムは何度聞いても素晴らしいです。
アルバムオリジナル曲なんかもう名曲ぞろいですよ!!
特に私のお気に入りは「winter love」と「name of love」なのですが、「winter~」の方は、Z-1時代に同名(Z-1時代には『Winter Love』でしたが)の曲を歌っていたので発売前からずっと気になっていました。
実際聞いて、Z-1の頃とは比べ物にならないほど大人な冬の世界でした。
もう「おいでよ!」とは言わないんですねw
「name of love」は、聞いててなぜか友達を思い出しましたね。
ほんといい曲です。
全体を通して失恋ソングが多く目立ちますね。
聞いててとても切ないです。
でも、それがまたいいなぁ・・・
でもどうしても聞いてて気になったことがいくつか。
「あふれそうな愛、抱いて」と「涙をふいて」は間違いなく夏の曲だからアルバムから浮いてる気がするし、何と言っても「あの人に会いたい」と「愛のために。」のリミックス。
「愛のために。」なんかかなり今更な感じだし、「あの人に会いたい」はシングルで懲りてるのでいりませんでした。
別に7曲でミニアルバム・・・でも良かった気が。
無理にシングル曲を全部収める必要はないと思います。
あと、やっぱり歌唱力。
上戸彩ちゃんは歌手ではなく女優なんだから、無理に歌わせる必要はないと思います。
本人がどうしてもというなら、もっとボイストレーニングの時間を取るとか・・・
多分中学生以降はボイトレしてなかったと思いますから、この子。