アメイジング・グレイス
自分は先月、教会で結婚式を挙げたのですが、指輪交換の際に流れた歌が、この「アメイジング・グレイス」でした。
もちろん既に、ドラマ白い巨塔で気に入っていたので、当日はよりグットくるものがあり感動そのものでした。
重厚感溢れるこの歌は心の癒しにピッタリです。普段の生活に疲れた方には是非聞いて頂きたい曲のひとつです。
ボディジャック 楽しい幽体離脱 [VHS]
当時新進気鋭の漫画家「森山 塔」の初めてのアニメ化作品
縁日で怪しい博士から「幽体離脱マシーン」を購入した高校生、阿佐ヶ谷君は
機械を作動させ、さっそくあこがれの美少女「こまば」のもとに。
見事に彼女に憑依した阿佐ヶ谷君は、自分のものになった女の子の体を思う存分楽しみます。
そして同級生でもありこまばの女友達である「中野」とプールに出かけます。
女子更衣室を覗き見し、中野を誘って禁断のレズプレイも経験。
そして家に帰りさらにこまばの体を探索するのだが、阿佐ヶ谷宅の猫が「幽体
離脱マシーン」を壊してしまったので元の体に帰ることになってしまいます。
全体的に当時の人気アニメ「うる星やつら」的なテイストが満載です
その後このアニメは好評だったために18禁完全版も出されました。
YOUNG&FINE (アクションコミックス)
山本直樹は函館の出身ということだが、地方出身の者なら誰でも幼少時代の性意識や性体験を、生まれ育った土地の匂いとともに終生忘れないものだ。この作品には作者のそんなノスタルジアを感じる。「進む者」と「残る者」、そして「回帰する者」。それぞれの人生が交錯する分岐点で、ささやかな「喜び」や「悲しみ」はいつも生み出される。私もつい先日、もう30年以上も訪れていなかった生まれ育った土地を訪れたばかりだ。好きだなあ、こういう話。
世界最後の日々
有害コミックに指定されようが、採り上げた題材が一般社会倫理に反してようが
山本直樹の作品は純文学である。それは「本質的に不愉快で、読者に自己否定・
自己超克をうながす」という文芸評論家福田和也氏の純文学の定義において。
そしてその不愉快さの底にコロリと、この上なくリリカルな情景が転がっている。
冒頭の短編「この町にはあまり行くところがない」のラスト、
主人公たちが歩く線路際の、夕暮れの風景を見よ。
指先が痛くなるくらいノスタルジアに覆われたアンバーな世界と、
その前に佇むしかない私たちがそこにいる。
その美しい世界は、あちらの世界や宗教の言う楽園郷のように私たちを魅了する。
しかし近いがそこに手の届かない乾きに
私たちは肌を重ねることで応えているのかもしれない。
繊細な絵柄に騙されると、危険な毒薬のような作品である。