1/24 ランボルギーニ アヴェンタドール
このキットのインストを見て思ったのは、某社のカウンタックのパーツ割りそっくりです。しかし、パーツ点数がぐっと少ないのでした。
エンジンは上部の見える所だけですが、エンジンルームまるごと一体形成で再現されています。
エンジンルームのハッチ開閉はできませんが、パーツを接着せず差し込み式にしておけば、エンジンを見て楽しむ事が出来ます。
ダッシュボードは、よくぞこれを一体形成した！と思えます。ウィンドウパーツにはサンバイザーと室内灯がモールドされています。
フロントアップライト、リアアップライトは、ディスクブレーキ部分は別パーツで存在感がありますが、サスペンションパーツは作りやすさを優先したのか、あっさりした作りになっています。
ホイールパーツは、メッキありとメッキなしブラックの２種類が入っています。塗装で再現するか、メッキがいいのか、ユーザーが選択出来るようになっています。ドアミラー等のメッキパーツもメッキなしのパーツが同梱されています。
ドアは開閉選択式で、ドア内張もなかなか綺麗に形成されています。
エッチングパーツも付属していますが、これでは別紙で断り書きがあって、パーツを削ったり開口したりする高度が技術を要するので、あくまで上級者向け、とアナウンスされています。実際、なくてもちゃんと仕上がります。
ランボルギーニの許諾シールと、MADE IN JAPAN である事から価格がお高いのですが、作りやすさとプロポーションを優先し、見えない細部や、細かいパーツを廃した割り切りに潔さを感じました。あくまでリアルスポーツカーシリーズ。エンスージアストではないので、この仕上がりで充分だと思います。お手軽に買えない価格なので、星４つ。
