ドラマCD ひぐらしのなく頃に 皆殺し編(前編)
前作、罪滅し編からやっと皆殺し編が出ました。
大ボリュームの内容にほぼ満足です。
ただ、町会役員を説き伏せるシーンが大好きなのですがPCゲーム版の音楽と
曲を変えているので、盛り上がりのシーンがイマイチ足りない気がしました。
また声付きはアニメから入ったので、赤坂の声が違うのが辛いところです。
小此木に関しては彼の名前が出てくるまでにドラマCDを聴いておりますので
気にはならなかったのですが。
その違いで☆一つ個人的に引かせて頂きました。
ドラマCD ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編
ひぐらしの大ファンであり原作、マンガ、アニメ、祭と様々なジャンルのひぐらしを体験してきた私ですが、何故かドラマCDにだけは手を出せないでいました。しかし、最近まとまった金が手に入ったので思い切って買いました!(めっちゃ悩みましたけど…6千ってめな高いですし)いや、でも買って良かったです。原作では泣けなかった罪滅しで泣きました。いやー本当に素晴らしい作品です。音楽の使い方も原作とは違い、また違うものを感じます。高いし…とか迷ってる人は絶対買ったほうがいいですね。レナの告白のシーンなんて…思い出したらまた聴きたくなってきた。今度は目明しや祟殺しなどいろいろ聴いてみたいです。 お時間やお金に余裕のある方は是非一度聴いてみてください。(電気消してヘッドホンして目つぶって聴くとめっちゃいいですよ。)
[同人PCソフト]ひぐらしのなく頃に 解 -目明し、罪滅し、皆殺し、祭囃し編-
自分は小説(本)からひぐらしを知りましたが、このpc版はまた一味違う「ひぐらしのなく頃に」を楽しめました。
人によっては思うところが違うかもしれませんが、自分には一度プレイしただけでは読み取り切れないほどの教訓と言いますか、当たり前だけど人間としてすごく大事なことだとか、自分にとっては何にも変えられない大切なことを学べたと思っています。
pcノベルゲームはほぼ、他にやったことがないのでわかりませんが、全体的にはちゃちな作りなのかもとは思います。
それでも、実際にやってみてとても新鮮でありましたし、買ってよかったなと思える商品です。
どんな作品でも、そこには製作者の明確なメッセージが盛り込まれていると思います。製作者が創りたい物語、そこに込められたメッセージ。日本のアニメなどのエンターテインメントが決して馬鹿にならない、そんなことをつくづく思い知らされる素晴らしい商品です。
アニメからひぐらしを知った人もぜひ、やってみてください。
ドラマCD ひぐらしのなく頃に 皆殺し編(後編)
前編は希望に満ちあふれているが、さて、そこはひぐらし。
楽しい綿流しが終わり、羽入もご満悦だったが、ここからが本領発揮。
黒幕がいよいよ動き出す。
いつもの如く富竹の死。鷹野の死。
だがここでようやくこの二人の死の謎のからくりがようやく分かる。
そして梨花の死に向かって、雛見沢の壊滅に向かってカウントダウンが始まるのだ。
前半から一転して全ての謎が暴かれるわけだが、もう聞いていてどん底に突き落とされる事は必至だろう。
原作で悔し涙を流した人も多いだろう。
悲しみの涙を流した人も多いだろう。
部活メンバーの最期だ。
悲しすぎる。
悔しすぎる。
梨花は今までとは違って、希望を持って全てを信じて頑張ってきた。
それなのにやはり駄目なのか?
否、そうではない。
祭囃し編へ続くための溜の一歩だ。
だがやはり悲しいのだ。
鷹野の最後の言葉が胸を抉り、胸に風穴を開けてくれる。
「おのれ、鷹野!」となるだろうが、祭囃し編で鼻をあかしてくれるだろう。
胸に開いた穴も塞いでくれるはずだ。
今回はまだ勝てないが、「負けて勝つ」という言葉がある。
生死の面、薄汚い陰謀の面では負けたが、勝負にはまだまだ負けていない。
むしろ勝っている。
それはこのCDを聞いて確かめて欲しい。
部活メンバーは負けて勝っている!
羽入だって遂に始動だ!
祭囃し編が非常に楽しみである。
ひぐらしのなく頃に解 第二話 罪滅し編(下) (星海社文庫)
回答編ではありますが、厳密な回答ではありません。
たぶん…そうなんだろうな、という程度のものです。
なぜなら、回答を導き出す人間が出題編でも被害者であり加害者であり。
探偵役としての第三者ではないので、あくまでも主観的なもの。
だから、「納得できない」「ありえない」というブーイングが出るものしかたないかな。
だけど、謎解きを横に置いて、この本のみを読んでみれば。
頭に血が上った自分を冷静に顧みて、その反省をいかすチャンスなんてそうそう与えられないよね。
圭一そしてレナの暗い過去が語られ、やり直すことのむずかしさ、
それでも人を信じることのすばらしさが、恥ずかしいほどの熱い文章で語られます。
それでもやっぱり。。。
惨劇は起こってしまうのですね。梨花ちゃんと話してた名無しの正体は、次巻であきらかになるのでしょうか。