[ネイティブ] native 2012SS JERICHO MENS
CORRADOを買ってめちゃくちゃ気に入ったので、外履き用に買ってみました。
でも幅がちょっときつい・・・。幅のサイズもあったんですね。ソールはみな同じだと思っていました。
幅のサイズも表示してほしかった・・・。
[ネイティブ] native 2011FW_FITZSIMMONS
とても軽く疲れません。色も気に入り旅行に履いて行きました。
欲を言うと履き難い(急いで履けない、内側の布がいい面であり、履き難いのです)
後は汚れやすいという事です。でも、旅行にはお勧めです。蒸れないし、とにかく軽いです。
アルハンブラ宮殿の思い出~スペイン・ギター名曲集
2010年4月末から5月初旬にかけて、スペイン周遊(バルセロナ、バレンシア、グラナダ、セビリア、コルドバ、マドリード、トレド等)観光の団体旅行に参加した。その折に、現地で買ったギター曲(CD)は、余りに情緒過多で、スペインの印象を再現するものではあったが、重すぎて気軽に聴くことが出来なかった。帰国後しばらく置いて、改めて購入した当該CDは、ジャケットの解説にあるように、「情緒過多な表現をさっぱりと洗い流した爽快なもの」であるだけに、聞き流しやすい。
「カタカナ」を苦手とする私は、西洋物の歴史も小説も全く読まなかった。従って歴史背景を十分に理解することなく、スペインをただ周遊観光した。キリスト教ばかりと思っていた当地に、イスラム教の遺跡を目の当たりにし衝撃を受けた。コルドバのメスキータ(モスクをキリスト教会に改造したもの)にはイスラム教の痕跡が残り、キリスト教と共存していた。
スペイン周遊旅行の圧巻は、グラナダのアルハンブラ宮殿であった。それは、「スペイン=イスラム文明の輝かしいモニュメント」(旅行書)と言われるとおり、宮殿、殊に宮殿の内装は、実に見事なイスラム文明に満ちていた。(後日、即ち2010年12月、イスタンブールを観光旅行した際、オスマン・トルコの栄華を残す、歴代スルタン(皇帝)が居住したトプカプ宮殿(ハレム)を訪ねたが、規模こそ大きいものの、アルハンブラ宮殿が芸術的には圧倒的に優れているのではないかと素人目に感じた。)
イベリア半島におけるイスラム最後の砦となるグラナダ王国の首都に、アルハンブラ宮殿は所在する。グラナダ王国最後の王ボアブディル(ムハンマド11世)は、レコンキスタの勢いに抗しきれないと判断し、1492年カトリック女王イサベルにこの城を明け渡し、臣下とともに北アフリカに逃れた。彼は、城を落ちシエラ・ネバダ山脈の険路にさしかかる丘の上で宮殿を視界に収め、惜別の涙を流したと伝えられる。(旅行書)
こうした歴史背景を思い描きながら、「アルハンブラ宮殿の思い出」を聞くと、作曲家の意図はいざ知らず、物悲しさといい、哀れさといい、実に見事な曲目と絶賛したくなってしまう。
(なお、レコンキスタとは、スペイン語で、718年から1492年までに行われたキリスト教国によるイベリア半島の再征服活動の総称である。)
イスラム―初期の建築 バグダッドからコルドバまで
イスラム建築の歴史を知るには、良い本。
写真、資料等、とても見やすく、文章も読みやすい。
イスラム建築に興味がない人にはもちろん不要な本だが、本棚においておくとかっこよかったりする。