攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
アクションゲームはあまりやったことがないので、電源をつけてからかなり緊張
が走った。最後まで物語が体験できるんだろうか?という不安感。
それでも嬉しかったのは…
ゲームの難易度はeasy normal hardから選択ができるという気遣い。
( TヮT)ノカンドウシタ。
もちろんeasyを選択してゲームをすすめることにしたわけですが、壁を使った2段
ジャンプや壁際や棒へのつかまり、2つの武器の持ち替え、武器を拾ったり、
弾を拾って弾数を管理したり、視点と動きが分離され、視点の方向に銃を放つ、
しゃがみあり!という、多岐にわたるキャラクターアクションは、easyではない
感覚。でも、ずっと操作してる内に段々とコントローラを使った操作とキャラク
ターの動きが同期してきて、とても気持ちよかった。
しゃがみこんだときの動きなんかは、忍び足っぽくてゾクゾクします。
そんな自分でも頑張ればクリアできたeasyモードに感謝です。
ストーリーはなんとも攻殻らしい社会的・政治的・人間的な問題を訴えかける内
容で感慨深かったし、お見事です。
クリアした後のおまけがとても嬉しい内容になっていて、クリアした後もまたプ
レイしたくなるという、ストーリだけでなくゲームとしても素晴らしい構成です。
normalとかhardとかも体験してみたくなりました。
空想世界なのに…
攻殻機動隊に入隊体験したみたいな、ものすごくリアリティのあるものでした。
「電脳の海にダイブ」してみたい方は是非!
攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEXビジュアルブック
かなり微妙な内容。銃器などがかなり詳しく載っているが、それ以外は少し中途半端。あくまでビジュアルな資料なので、攻殻の世界を詳しく知りたいと言う人はオフィシャルログを買ったほうがいい。
攻殻機動隊S.A.C. TRILOGY-BOX (初回限定生産) [Blu-ray]
去年SACと2ndGIGのBOXを7万近く出して買ってしまったので少し考えてしまいます。
それに恐らくSACや2ndGIGでそれぞれ単独のブルーレイBOXも発売しそうですし。
攻殻は好きなんですけど、販売の仕方はファンに対して優しくないなぁと思います。
なので☆3つということで。
ブルーレイが本格的に社会に浸透してから購入を検討するのもいいかもしれません。
押井 守 INTRODUCTION-BOX (期間限定生産) [DVD]
割引で1万円切ってなかったら買ってなかったかもしれない、というのはとりあえず置いといて(笑)。
特典ディスクは合計63分で、「スカイ・クロラ」についてのインタビューの他に、これまでの押井監督の映像作品の予告編などを年代順に紹介したものが入っている。24Pのブックレットでは、収録作品及び押井監督の作風などについて解説しており、どちらかといえば「スカイ・クロラ」で押井監督に興味を持った人向けのセットになっている。
日常と思い込んでいることの中に潜んでいるもの。自己と他者、個と全のつながりと途絶など、パト2や功殻などで扱っているテーマは「スカイ・クロラ」とも関連が深く、このボックスが入門者向けのものだと思えば、何故これらの作品が収録されたのかも納得がいくこと。
自分は映画を楽しんでから舞台裏を知りたいので、この特典ディスクを観るのは当分先だが、パト1、2と功殻が好きなわりにDVDをいまだ持っておらず、ダロスと迷宮物件は未視聴だったので興味があって購入を決めた。どんなソフトも本来そうして需要のある人間が買えばいいのであって、ファンだからといってすべてのソフトを押さえなければならないことはない。
ただ個人的にはもう少しボックスをスリムにしてもらいたかったので、ちょっとだけ引かせてもらって星4つ。
最後に、何をもって押井守らしさとするかは、観る人によって評価の分かれるところだと思う。個人的には「MAROKO 麿子」が入っていてくれたら嬉しかった(笑)。
攻殻機動隊 S.A.C. ぴあ (ぴあMOOK)
士郎正宗原作のコミックのアニメ化というより、すでに独自の世界を築き上げているTVアニメ「攻殻機動隊 S.A.C.」。この3月26日に劇場版、しかも3Dの「攻殻機動隊 S.A.C. SSS 3D」が公開されたが、それに合わせて出版された。
自分としては、攻殻機動隊は士郎正宗のコミックが一番好きだけれど、実はS.A.C.もかなり好き。ということで今回の劇場版の公開もかなり楽しみにしていて、このMOOKも期待して読んでみたんだけど、ちょっと物足りない。
「攻殻機動隊 S.A.C. SSS 3D」のストーリー紹介やスタッフによるTVシリーズ全52話の解説も、ボリュームが今ひとつ。
読みどころとしては、監督の神山健治氏のロングインタビュー「攻殻機動隊は自分の分身」と神山氏と羽海野チカ氏との対談。
監督のロングインタビューは、この「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズに込める監督の想いが伝わってくるし、羽海野チカ氏との対談では、羽海野チカ氏が攻殻機動隊好きなんていう意外な事実を知ることができて、面白かった。
羽海野チカ氏が書いた草薙素子の画なんていう貴重なものも掲載されている。
物足りないなんて書いたけど、ファンなら楽しめる一冊だと思う。