蒼き狼 地果て海尽きるまで ナビゲート ~史上最大の帝国を築いた男 チンギス・ハーン~ [DVD]
スケールが大きく、ストーリーにも深みがあって、いい映画を見たという実感が得られました。
反町隆史が演じる蒼き狼に終始釘付けになりました。
それから、モンゴルに生きる女の悲しみを知りました。
女とは快楽の対象か子を産む道具・・・という台詞がありましたが、日本の国会でおんなじようなこと言ってたおっちゃんいましたね。 演技力のない俳優さんもちらほらいて、台詞を棒読みする大根役者にはがっかり。
過去に世間を騒がせた女優さんは、いい仕事をしてました。
チンギスハーン 蒼き狼と白き牝鹿 4 with パワーアップキット
この作品は、「信長の野望」「三国志」に並ぶ、当時の光栄の歴史3部作の一角を担っていた作品で、力を入れていただけあって非常に良く仕上がっている。他の2つに比べてコアなファンが少ないからか、この作品で打ち切りになってしまったのが非常に残念だ。チンギスハーンの時代の12世紀末から13世紀中ごろまでの時代は西洋史ならイギリスの英雄リチャード獅子心王(1世)、フランスの英雄フィリップ尊厳王(2世)、ドイツの英雄フリードリヒ赤髭王(1世)が十字軍に参加した時代で、ヨーロッパ中世史を学ぶものなら小躍りしたくなるようなキャストである。その上、守るほうもまたアラブの英雄サラディンである。こちらもイスラムの歴史に詳しいものなら豪華なキャストだと思う。日本でも源頼朝だけでなく源義経や弁慶、那須与一などの英雄が出現している。チンギスハーンだけでなく、この時代は世界史的に見て激動の時代(つまり乱世)で英雄が各地で現れていたのだ。だからとても面白い時代だ。さらに各国の王妃たちが華を添えている。戦って勝った武将の妻を自分の妻妾にできる、オルドシステム(ハーレム、後宮)というものがあって、当時モンゴルで行われた略奪婚を世界的にできるようにしたとんでもないゲームでもある。是非1度やってみてほしいと思います。尚、パワーアップキットでは、14世紀中ごろのアラブの英雄、ティムールや民を建国した朱元璋、金閣寺を立てた足利義満などが出ます。ぜひこちらもやってみるとはまると思いますよ!
モンゴルの歴史―遊牧民の誕生からモンゴル国まで (刀水歴史全書)
著者は満州史とモンゴル史専門の歴史家・岡田英弘氏を師事、共同サイト「岡田宮脇研究室」も運営し、現在は同氏夫人(本名岡田淳子)。本著は紀元前十世紀に中央ユーラシア草原で誕生して以来、十三世紀のモンゴル帝国の興隆を経、今日では“モンゴル国だけ”となった遊牧騎馬民の通史を「教科書」的に紹介。その記述の特徴は「史料を誰がいつ何の目的で書いたか」に留意する“史料批判”の徹底です。チンギス・ハンの唯一の一代記「元朝秘史」も、当時は文字記録の文化無く、またモンゴル帝国研究基礎史料の「集史」「元史」とも相違点が多いとして、文学作品としての高い価値を認めつつ“奔放な空想を馳せた”「歴史小説」と見做します。「元朝秘史」著作の時期も同研究の重鎮小沢重男氏(一二二八年に原型を著したと判断)と異なり、十三世紀末から十四世紀始めと推定。二〇〇四年十月、日蒙合同調査団がチンギス・ハンの霊廟を首都ウランバートルの東250キロのアウラガ遺跡内に確認しましたが、「埋め墓」に対し霊廟を本著が「詣り墓」と平易に表現しているのは好感です。モンゴル帝国の記述では、岡田宮脇研究の真髄「世界史がモンゴル帝国から始まった」の論に言及。西洋(紀元前五世紀・ヘロドトスの「ヒストリアイ」に由来する“運命変転”史観)、中国(紀元前一世紀・司馬遷の「史記」に起因する“正統記述”史観)夫々の固有の“歴史”観を超え、東西交易路を携えユーラシア大陸に跨って興隆したモンゴル帝国をして“世界史”の舞台を史上初めて形成した構図を説明します。元朝の創始者はモンゴル帝国第五代皇帝フビライなのに、中国の「元史」が、「元の太宗チンギス、太祖オゴデイ、定宗グユク、憲宗モンケ」とチンギスに遡って元号を用いるのは時代錯誤と説いたり、「ラマはチベット語で高僧の意味をもち、飽くまで仏教。“ラマ教”の呼称は不適当」と正したり、と史料批判が随所に小気味よい響き放っています。
チンギスハーン 蒼き狼と白き牝鹿 4 パワーアップキット
この手のゲームにあるように、最初は臨場感があり楽しいものの
後半は大兵力と優秀なゆにっとによりかなり暇となってしまいます。
特に内政で学術などの数値を上げれば天才的な将軍が簡単に
入れる事から、後半かなりバランスを崩してしまいます。
基本的には面白いゲームですが、もう少し難易度があればいいかなと
思います。