B'z The Best “Ultra Pleasure”(2CD+DVD)
つい最近B'zのファンになった方には無難なアルバムではないでしょうか。B'zの歴史を駆け足で触れてゆける作品だと思います。ライブのB'zはまた格別です。曲のアレンジ等たまりません。損は無いでしょう。
さて、ここからは私見です。
私はPleasure以来B'zのファンです。そこから遡り過去の作品は買いあさり、明けても暮れても聞いていました。
作風が変わるのは致し方無いと思います。しかしそれに相まってベストアルバムの乱発や、昔の映像を引っ張り出してのDVDセット販売…最近のB'zの動向には正直『営利主義』の臭いが漂い過ぎている感が否めません。The 7th Bluesの「にわかファンを篩いにかけていた」時代もあったのに、この動向はファンの減少を示唆しているとしかいえない…と感じる自分に寂しさすら感じます。
これほど大きなグループだとご本人たちだけでは制御出来ない何かもあるでしょう。ですが、以前の様に自由を感じさせる作品の出現を望みます。
The Phantom of the Opera: Level 1 (Oxford Bookworms Library)
ガストン・ルルーの原作が400語彙でシンプルに要約されています。原作は1911年初版なので暗く重々しい印象と思っていましたが、簡単な会話文をうまくつなぎ、わかりやすく生き生きとした語り口で物語のあらすじがまとめられています。舞台や映画を見た方なら、クリスティーヌ、ラウル、メグ・ジリーとお馴染みの登場人物の名前が出てくるだけで嬉しくなるはず。思いがけず、怪人のファーストネームと出生地も知ることができました!
東方神起 2nd ASIA TOUR CONCERT"O" DVD
TVでASIA TOURのライブを見て、あまりの良さに何度も観ているうちにライブ全編が観たくなり購入しましたが、
今まで自分の中でダントツだったDVD「Five in the Black」を超えました。
言葉が判りませんので、一度目は字幕で歌詞の意味を考えながら観ましたが、2回目以降は字幕無しでも十分でした。(むしろ字幕がじゃまに感じたほど)
ライブ自体は戦争と平和がテーマでメンバーたちは平和を願う戦士というコンセプトのようで、映像の中にはリアルな戦場の様子などもあり、正直見るのが辛い部分もありました。曲目や映像もそうですが衣装も黒から始まり、ラストは白やパステルになっていくなどテーマが判り易く通じる演出になっているように思います。
また、全員歌唱力がグレードアップして聴こえましたが、ユノとユチョンは特にそう感じました。
地元でのリラックス効果やトップスターとしての自信、そして母国語など色んなことが関係しているのかもしれませんが、声量や伸び、音域など全てがちょっと驚くほど上手い。
ダンスパフォーマンスは日本ではあまり見ないフォーメーションや振りが入っていたりするんですがそれがまた彼らの魅力を引き出しています。MCや曲間の素を感じる部分もすごくうまく撮られてて「カッコいい!」「かわいい!」の連発で、あっという間に終わってしまいました。
全編通して選曲、演出、振りなどがすごく良かったと思いますが、ユノのソロは飛びぬけてカッコ良く歌い方やラップの掛け合い、ダンスがもう最高!途中の「come on!」にやられて、カリスマオーラをびしびし感じました..。
Making Filmは舞台裏の様子で、メンバーがライブの構成についてきちんと意見を言っているとこも見られてなんか嬉しかったです。ユノのソロリハ中風景でジュンスとユチョンが裏で一緒に歌ったり、群舞の旗振りに参加したりしてる仲良しな姿が。
メンバーがホームグラウンドで日本より自由にパフォーマンスし、ライブを楽しんでいるようにみえて、更なる魅力を感じるのと同時に、このころの日本のステージは自分たちが受入れられる土壌作りに必死だったんだろうな..とか、日本語をあれだけ歌えるようになるにはどんなに苦労したんだろうか...彼らの努力がむくわれて本当によかった!!とかあれこれ考えて、日本のステージを一段と感慨深く思いました。
ライブコンセプトが戦争と平和なので、前述のように辛い演出もありますが、アーティスト”東方神起”の日本と違った魅力も味わえるし、日本での彼らの魅力も再認識できる、おすすめの作品です!
“BUZZ!!” THE MOVIE [DVD]
「a BEAUTIFUL REEL.」のように、ライブ映像とドキュメントが交互に編集された作品です。
人によって好き嫌いが別れるかも(ライブじっくり見たい派には不向きかも)しれませんが、“B'zと一緒にツアーを巡ってる感”がして、個人的には好きな仕様です(舞台裏という言葉に弱い)。
千葉ロッテマリーンズ・ファンとしては、千葉マリンスタジアムの映像が多いのもポイントが高いところ。
気掛かりだった画質・音質は「once upon a time in 横浜」と同等で、まずは一安心。
当然のように2人とも若く(今から12年前)、体の線も今よりは細く、タトゥーも稲葉の右肩のリスペクト・サークル程度。ただ、その瞳は“ロックの頂点極めるぜい!”という感じで、赤く燃えているのが印象的。
オープニングも「B'zのライブ・ジムへようこそ!」のコールもさらっと普通で、逆にそれがかえって新鮮だったりして。
両脚テーピングでグルグル巻きの姿に、“超人・稲葉”のライブに懸ける意気込みを見た気がします。
ブルース全開の「Don't Leave Me」や、「LOVE PHANTOM」のダイブなど見所満載ですが、何といっても圧巻なのが「ALONE」のピアノを弾く稲葉と、そのピアノの上に銜え煙草でギターを演奏する松本。
“これがB'zだ!”という2人のメッセージを、より多くの人に受け取って欲しいと思います。
B’z The Best“Pleasure”
B'zの1枚目のベストアルバム。
ベストアルバム史上1番の売上を誇る最強のアルバムです。
収録曲はほとんどがオリコン1位曲でミリオンヒットです。
どんな人でも何かしらは絶対に聴いた事のあるアルバムなので
興味があったら必ず手に入れてほしいと思います。
そして思う存分日本一のアーティストB'zの魅力にはまってください。