鴨志田穣・西原理恵子ラストコラボレーション 戦場カメラマンの唄
おそらく、知らない人にとっては、他愛のない1冊の本かもしれません。
でも、ファンを含め、知っている人にとっては、そんなことは関係ないでしょう。
本書では「豪華メンツ」が鴨志田さんを思い思いに語られています。
思い出か、思い入れか。それぞれの心の中の鴨志田さんがそこにいます。
多くの写真も掲載されています。何だか、みんな、笑った顔ばかりです。
胃痛とストレスに悩む日本人が忘れかけていた、屈託のない笑顔が並んでいます。
そして「鴨ちゃん」を描ける唯一の人、西原理恵子さんのマンガもあります。
西原さんが描く鴨志田穣さんは、時折「人間」としてはどうかと思われるような
振る舞いを見せてくれますが、父として、また、人として真っ当な人であることを
彼女自身の筆が語ってくれています。愛だよ、愛。
CDブックなので、当然ながらCDがついています。
このCDは、必ず笑いながら聴き、決して歌詞を人前で読んじゃイケマセン。
何だか分らないけど、とても恥ずかしい事になってしまいます。
でも、大切な人の前だったら、良いかも知れません。
ファンのための、そんな1冊
副題は「鴨志田穣・西原理恵子ラストコラボレーション」
西原理恵子の太腕繁盛記: FXでガチンコ勝負!編 (新潮文庫)
西原さん自身でFX投資をやった顛末記です。FXをやり始めたことはHPで知ってましたし、その後円高に振れていたのでとんでもないことになっているんだろうなあ、とは思っていましたが、まさかここまでとは。我が身を張ってギャグにしてしまう西原さんはやっぱり凄い。ただ、FXや委託証拠金取引についての基本知識がないとわかりにくい話なのでそういう説明が全くない本書ではよくわからない部分がある読者もいるのではないかと思いました。結構、西原さんご自身もわからないままFX投資をやっていたのかも。それでも十分笑える内容です。総括としての森永卓郎さんとの対談は非常にわかりやすい内容でした。
素人がFXをやるとどうなるか、そんじょそこらのFX本よりはよほど面白い。
毎日かあさん 豪華愛蔵版(初回限定生産DVD2枚組)
家族のあり方、人間としての生き方までも考えさせてくれるとても奥深い作品だと思いました。
子どもたちとも一緒に安心して見られますし、僕にとっては、これまでの映画、DVD作品の中で、まちがいなくナンバー1作品です。
この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)
西原さんの作風をあまりご存知ない方は前半つまらないかもしれません。
ほうほうそうなんだと読み進めてください。
後半から終盤はものすごく泣けます。
後書き(的な2ページ)が胸に響きます。
あなたが子供を持つ親ならなおさらです。
教訓みたいなものや気づきみたいなものは受け止め方次第です。
いかにもためになる話みたいなものは何もありません。
ある人にとっては成功者の自伝にしか見えないかもしれません。
ある人にとっては人生を変える本になるかもしれません。
私はとても気に入りました。
子供が中学生くらいになったら読ませてみようと思います。
酔いがさめたら、うちに帰ろう。 [DVD]
私もアルコール依存症ですが、描写がリアルで凄い。
再飲酒と病院のシーンはまさにリアルを見たままです。
完治しない、むしろ進行する病だと解っているのに、どうしても酒が止まらない。
西原りえこさんの大ファンなので、死ぬ前に見ておきたかった。
患者のご家族に見て欲しい。