ライヴ・アット・ザ・プレイハウス [DVD]
かねてよりSHAKATAKのコンサート映像を見たいと思っておりました。
さりとて、英国まで渡航するまではできないこと悔やんでおりました。
1980年台の洋楽テレビ番組(国内)でも、ごく短時間の映像しかあり
ませんでした。レコード時代には大事にして聴いていた時代が、今日
では、デジタル・バーサイタル・ディスクで鑑賞できることの恩恵に
感謝する次第です。私には、貴重な映像ライブリーです。
SHAKATAKファンには、楽しめると存じます。また、特典映像にある
インタヴューもよかったですね。SHAKATAKの歴史を知ることができま
した。デジタルリマスターされた映像で鑑賞したいですね。
YouTubeでは、1984年のころの「Down on The Street」があります。
この時代の映像の収録されたDVDが発売されることも願っています。
アルティメイト・コレクション
アルバムのタイトルに値するサウンドです。1980年代からシャカタクをレコードで聴いていたころを顧みると「新シャカタク」ではないかと感じてしまいます。ジル・セイワード声に透明感があり魅了高く魅了して病みません。「City Rhythm」や「Easier Said Than Done」「Night Birds」は、まるで新曲のように聴こえます。リードギターの細かい音、チョークの効いたベース、アコースティックなピアノは、シャカタク独自の旋律の相まってベストコレクションとして完成しています。彼らの活動が、40年を越えて現在も活動していることに嬉しく思い賛辞を含めて購入いたしました。普段は、2009年のベストCDを聴くことが多かったのですが、このCDを購入してから、こちらを聞くようになっております。デジタルリマスター技術に驚愕して、なお、シャカタクのファンに深く傾倒しております。近年にないベストCDに出会い、長く聴いていく所存です。 敬具
男女7人秋物語 DVD-BOX
「男女7人夏物語」から通して、リアルタイムで観ておりました。
明石家さんま、大竹しのぶ、片岡鶴太郎といった俳優陣を見て、コミカルなお笑いドラマを想像していたところが大違い。非常にシリアスなドラマでしたね。そして今回DVDを購入して、「夏物語」「秋物語」の両作品をじっくり見直すと、トレンディ・ドラマ、恋愛ドラマと言う言葉では語りつくせない、内容の深さを改めて実感いたしました。
これらの作品、ストーリーの根本に一貫して流れているのは、「人間が好きや」というさんまの台詞に代表されるテーマであると感じています。さんまが岩崎宏美と大竹しのぶに対して優柔不断な状態から抜け出せない理由、片岡鶴太郎がお節介ともいえる仲介役ぶりを繰り返す理由、そして「悪女」手塚理美がさんまの岩崎宏美に対する不義理に怒り、泣きながらつかみかかる私の一番好きなシーン、その他記憶に残るシーンはすべてこの「人間が好き」というテーマにもとづいて、展開されていたように感じています。そしてラストシーンはクリスマスの川崎駅。過去の回想シーンが流れて「だからこれでいいんや」と視聴者をちゃんと納得させるラストは鎌田敏夫脚本、生野慈朗演出の本領発揮でした。
なお、BGMとして「夏物語」ではSHAKATAKのアルバム「INTO THE BLUE」、「秋物語」では同じくSHAKATAKのアルバム「GOLDEN WINGS」が使われていました。現在は両方とも廃盤ですが「DEJA VU」や「GOLDEN WINGS」といった盛り上がるシーンでかかっていた曲は、SHAKATAKのベスト盤に入っています。
時が経っても色褪せない、何度でも観たくなる数少ないドラマの一つでありました。