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ICBM:米仏韓日 -Inter Continental Black Mass:U.S.A./FRANCE/KOREA/JAPAN [DVD]
単なるミサの活動絵巻というよりも、世界で通用する集団聖飢魔IIをまとめたドキュメント&エピソードという雰囲気の作品。
演奏や楽曲で通用するばかりか、他のグループでは成し遂げていなかった各国語で各地を恐怖と笑いの渦に巻き込むエンターテインメント性も確認できます。
注目のポイントは国内では実現しなかった英語歌詞の歌唱と、楽曲としては『ONI』『悪魔組曲〜』が聴けること。
天地逆転唱法や火吹きなどの定番パフォーマンスも観ることが出来ます。
本当のミサらしいものが観たい人はこの後発売になるFINALの方を買った方が良いですが、出来れば両方観た方が本当の再々集結聖飢魔IIが解りますよ。
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貧乏はお金持ち──「雇われない生き方」で格差社会を逆転する
厚いし、ハウツー本はもうケッコウ。なので一度はスルーしました。
が、なんか、どーにも引っかかるので、購入。それがヨカッタ。
私もサラリーマンを辞めて、いかに余計なカネを払ってきたのか(知らなかったのか)…と慄然としましたが、
この本を読んで確信を得ることができました。
いまやネットもあり、ケータイもありの世の中で、必ずしもサラリーマンである必要はなくなってきている。
だいいち不況だろうがなんだろうが「時間を売ることで常に一定の給料を保証してもらう」なんて、
経営の立場に立って考えれば恐ろしいこと。
なのになんでサラリーマンという存在があるのか。
会社にとっては(基本的に)言うことを聞く労働者として。
社会にとっては税金の取りっぱぐれがない都合のいいカモとして。
もちろん税金は国民生活を支える上で大切なものではある。
だが、無反省に国のサイフをせっせと膨らませることは、必ずしもいいことではない。
もう会社(&社会)任せの無思考状態と決別しよう。
その意味で、この本は一種の経済テロへの誘いかも知れない。
これからは今日的な典型的サラリーマンは減少傾向をたどるのは必至なわけで、
その準備の意味でも読んでおくことをオススメします。
節税ハウツー本ではなく(それ的な部分もありますが)、世の中の仕組みを深く考察してくれているので、
非常にタメになりました。
私は三冊ほど友人に押しつけました。
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失われた愛を求めて―吉井和哉自伝
あの曲を作っているときはこういう気持ちだったんだ、と、まさに目からうろこなかんじでした。
JAMへの思い入れ、子育て、バンドを解散するということ、ソロになってから、いろんなコトを語られてます。
語りおろし?インタビューを本にまとめたものなので、吉井さんの「いつも使ってる言葉」で彩られてます。
この本を読むと、今まで聴いていた吉井さんの歌がまた違って聞こえます。
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WARP TOUR FINAL [DVD]
中学生の時に好きになり、それからずっと応援してきたJAM。
解散はとても悲しかったけど、最後のライブで「たくさん感動をありがとう」と叫んだ記憶は昨日のことのようです。
あの日から何年たっても、色あせないJAMの魅力。WARP TOURと名はついてますが、今までの軌跡を追うようなセットリストです。
個人的にはRADIOのイントロで鳥肌がたち、気づけば口ずさんでしまいます。クラシックを歌うYUKIちゃんを優しく見つめるTAKUYAの笑顔も好きです。
メンバーの進もうとする方向は違ったけれど、誰もがJUDY AND MARYを愛していたんだなと感じられる一枚になっていると思います。
このモンスターバンドの存在をこれからも伝えていきたいですね。
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Janne Da Arc Live2005 ~Dearly~ [DVD]
ジャンナー初心者さんも、コテコテなジャンナーさんも、とにかくこの人達の演奏面でのレベルの高さに陶酔して頂きたい!
そして、副音声での彼らの質の高い笑いの要素も堪能して頂きたい!
未だかつて、コテコテの大阪弁で、自分たちの演奏を笑いを交えて語ったバンドがあっただろうか・・・。
演奏面ではうなるしかない技術の高さ、インディの頃からの懐かしい曲たち。
ヘドバン必至のヴァンパイアやSpeed、ICEなどでは、会場と一体になって、ヘドバンの嵐。
そして心の行方や桜などの聴かせる系でしっとり切なく。
本当にこれだけで、ジャンヌの魅力がたっぷり味わえます。
ちょっと昔のライブだけど、そんなの関係ない!!
月光花でジャンヌを知った方は、キレイに裏切られること必至です。
ぜひご購入くださいな。