オールザッツ漫才 20周年記念 永久保存大全集!! DVD-BOX
東京なので番組を見た事がなく、存在を知ったのもこの2,3年のことです。
その前提で「いくらBOXでも、年末深夜長時間のテンションの高さや噂に聞くコーナーの空気感の面白さは再現できないだろう。でもどうしても見てみたい」と考え予約しました。
で、結果、まさにその通りの内容だったと思います。
どうしても見たかったという興味を満足させられたので、購入してよかったと思います。価格分の価値はあると思います。が、おそらくこれは上澄みだろうという感も強いです。
その意味で、視聴できなかった地域の人間としては、年ごとのコンテンツ有料配信などで全体像を見せてくれたほうがありがたかった気がします。ビジネスとしてもそのほうが良かったのではと推測するのは大きなお世話でしょうか?
釣ってつられて
著者は漫才師のオール阪神巨人の、小柄な方の人。
1986-88年に『報知新聞』に連載されたエッセイをまとめたもの。釣りの話が中心だが、漫才師になるまでの道のり、相方との関係、吉本の裏話なども語られている。
とにかく、笑わせようというサービス精神が旺盛だ。釣りの話でも、自慢めいたこと、「魚との戦い」、釣法の工夫などはほとんどなく、失敗談、意外な話、滑稽譚ばかり。たとえば、仕事を忘れて釣りに行ってたら、ラジオで自分が出るはずの番組を聞いてビックリしたり。あるいは、船内で万歳をやる羽目になったり。
まあ、本当かなと思わされるようなものも少なくないが、けっこう楽しめた。
全編が大阪弁で書かれているので、馴れない人には読みにくいかも知れない。
星野流
著者の星野仙一氏は、現在、北京五輪野球日本代表チーム監督で、
コーチは、大学時代の同期である、田淵幸一氏(ヘッド兼打撃コーチ),
山本浩二氏(守備走塁コーチ)が就任している。
本書を読んでいくと、この三人の中で、三人共、監督経験者でありながら、
星野さんが、日本代表の監督に選ばれた理由が、読みとることができると
思います。監督の器として、最適任者と言うことでしよう。
また、本書は、星野さんの、延べ14年の監督生活における言行録という形で、
背番号77にちなんで、【人】【時】【自分】【組織】【成功】をつかむ法則が、
77項目、紹介されていますが、いずれの内容も、「読む人の心を捉え、感動を与え、
勇気づけられる」ものであると考えます。
人生の生き方の参考になります。
プロ野球の監督は、『男のなかの男』の仕事です。
仕事で部下を持つ人にとって、お薦めの本です。
何か、得るところがあると思います。