悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。
EXPLORER以降の音に加えて、Home Sweet Homeの雰囲気をプラスした感じの音。
メロディは「流石」の一言。
シングルでGREEN DAYSを聴いて、アルバムを買うことを早々に決めてました。
一時期、ちょっと煮詰まってるのかなぁ・・・なんて感じた時もありましたが、今作は紛う事無き傑作です。
彼の音が染み入るのは僕が歳を重ねたからだけじゃないはず。
ご大層に飾り立てられたidol(偶像)には決して到達できない境地。ここがきっと僕の、そしてあなたのLovely Place。
GREEN DAYS
初めて聴いたのはビジネスホテルのテレビで、彼が出演している
番組でこの歌が披露されていました。
疲れていた私は画面に見入ることはなかったのですが、すごく懐かしい
感じで、槇原敬之らしい曲だなとさびの部分が耳に残ったのを記憶しています。
その後紅白で聴いて本当に良い曲だなと思いました。
青春という青臭い言葉が歌詞にありますが、今の日本にはまるで似合わない言葉を
あえて彼が歌詞に込めている所に感動があるのだなと思いました。
牛に願いを Love&Farm DVD-BOX
何気に見ていたドラマでしたが、思っていた以上に内容の濃いものでした。
牛の出産シーンも、出演者が実際に行なっていましたし、酪農という仕事についてもかなりリアルに伝えていたようです。
酪農を通じて、様々な人間模様が描かれています。
単なる「青春もの」ではありません。
職人気質な酪農家の父に反発しながらも、実は酪農に対して真剣に考えている主人公の葛藤。
その思いを父にぶつけるシーンは、泣けます。
父親役の大杉漣さんが、とてもカッコイイんです。
今どきな若手役者が出てますが、安っぽい恋愛ドラマではないので、ぜひ見てほしいです。
牛に願いを Love&Farm スペシャルパイロット版DVD
「牛に願いを」ドラマ本編は、こんな硬派な内容をよくぞ民放の、それも22時台にOAできたなあ、という脚本で(金子ありさの最高作だろう)、ここ10年のTVドラマでは最高峰の1本だと思う。本DVDはそのナビゲート版だが、第一話のハイライトである「ヤラセなし」の牛の出産シーンなどのさわりも紹介されている。このシーンの素晴らしさは、映画本編も超える迫力と感動に満ちた、ドラマ史上に残る名場面だと思うが、これを先に観るとどうしても本編が観たくなる。また観終わったあとにも観たくなる。広大・雄大な北海道の風景からして、もはやTVの枠を越えているのだが、俳優陣も映画本編の主役級ばかりときては、つまらないわけがない。「深呼吸の必要」で癒された人には必見のドラマである。製作発表やオフショットなども収録しているので、短いけど価値のあるDVDです。