格安エアラインで世界一周 (新潮文庫)
何にでも理由がありまして
安いだけが強調されるLCCですが、安い理由の一部を体験記を通じて分かると言うのが
本書の良い所かと思います。
例えば、4時間の飛行で1万円でも乗り継ぎの空港までの陸路に5千円かかるとか
出稼ぎ者の輸送のために定期に人数を確保出来る等など、世界的な労働者の移動も背景にあるとか 色々
今までの上げ膳据え膳の富裕層向けフルサポートサービスから
使った分だけ料金を支払う、比較的貧乏な、しかしながら裾野が広いマーケットを対象にした商売は
携帯電話や丼物でお馴染みになりましたが、華麗なる空の旅も例外ではない事を感じます。
LCC等航空会社と過去のJALとANALとを比較すると違和感があるのですが
LCCは羽のある夜行長距離バスと考えれば非常に合点がいきました。
近い将来、LCCが頻繁に出入りするようになるのでしょうが
利用者が海外から日本に働きに来るのか、日本から海外に働きに行く人たちなのか考えさせられます。
日経 TRENDY (トレンディ) 2010年 11月号 [雑誌]
トレンディはよくコンビニでみかけていたものの、これまで買ってまでは読んでいませんでした。
今回、スマートフォン特集ということで買って読んでみたら、結構深くまで掘り下げて取材されているんですね、驚きました・・・。
と思って本のタイトルをもう一度読んでみたら、「日経」トレンディなんですね。
だから深いのかな?