日本沈没 14 (ビッグコミックス)
緒形総理が大きな役割を果たす巻。平時では今ひとつ頼りない首相だった緒形氏が、日本沈没という大災害を前にして素晴らしい政治家に育っていったのがよくわかった。真っ白になった髪の色が彼の重圧を示している。子供達に希望を失わないようにと声をかけ、そして・・・・・。更に衝撃的なのは、皇居から国民に発せられたメッセージ。読んでいるだけでその場にいるようで圧倒された。そして、私もまた救われたように感じた。14巻はすごい巻だ。
Dust to Dust〜はじめの1000マイル〜 (ジャンプコミックス)
一色登希彦の色が出ていると思える漫画ですが、彼の色はあまり短編には合わない気がします。
この★4つの評価は一色登希彦という漫画家を薦める際に
1巻完結で短く読みやすい作品ということからくる評価です。
単純に内容としては★3つくらいでしょうか。
仕方が無いことですが話の展開がはやいです。
これが全3巻や5巻くらいだったらまた違った評価になったかと思います。
表紙にはバイクに乗った主人公と帯にはレースとありますが、
麻雀漫画にあるような専門的な知識が無いと楽しめないといった感じでは無いです。
例えるなら『哲也-雀聖と呼ばれた男』といった感じです。
漫画家としてとても面白いです。
似ていると感じる漫画家さんとしては日本橋ヨヲコさんですかね。
どちらも登場人物がとても魅力的なのが特徴だと思います。
漫画に刺激された事が少ない方は入門編として読んでみるといいと思います。
鳥肌が立ちますよ