さだまさし 東大寺コンサート 2010 [DVD]
いまや伝説と化した最初の東大寺コンサートから30年。
そして時は流れて、平成の世に再び開催されたコンサート。
ここで歌われた「まほろば」と「修二会」は普通のコンサートで聴くよりも一味も二味も違うほどの圧巻。
紅葉 名所絶景を訪ねて 映像遺産・ジャパントリビュート [DVD]
日本の素晴らしい紅葉が堪能出来ました。日本全国の有名な紅葉や京都、奈良の風情ある紅葉など見所いっぱいです。全編ハイビジョン撮影でとても綺麗な映像でした。ナレーションもついていてとても観やすかったです(ON/OF可)。BGMも映像にあっていてとても良かったです(ON/OF可)。是非オススメします!
「世界遺産」の真実---過剰な期待、大いなる誤解 (祥伝社新書185) (祥伝社新書 185)
これまで世界遺産に関する新書を2冊出した著者による、世界遺産の本質を探った本。私も経験があるが、外国に行くとがっかりな世界遺産は結構ある。しょぼそうな世界遺産はなぜ世界遺産に登録されているのか??という疑問に本書は回答を示そうとしている。
登録の基準は「普遍的な価値」の有無にあるが、数値的なものではないだけに、登録はあいまいなものになっている。また、文化遺産の場合、普遍的な価値が今後残りうると見れば、シドニーのオペラハウスやブルーノ・タウトのアパートなど、出来て100年経っていないものでも、ためらわず登録する。本書では登録までの過程を、最近登録活動が行われた平泉や石見銀山を基にして詳細に説明する。事前に数年かけ、かなりの調査が行われていることを感じさせるが、それだけ長い道のりだということも言える。また、1ヶ国当たり年2件しか登録を認められない現在、国内だけで30以上登録活動をしている遺産がある。登録の見込みは薄いし、登録して観光客が急増すると、遺産が荒れるなどマイナスの影響も少なくない。にもかかわらず、専門のスタッフをつけるなど、少なくない税金も使われている問題点も著者は指摘している。
世界遺産=世界的観光地と表面的な理解がブームの要因でもあり、世界遺産を楽しむためにはより深い文化、地理や歴史などの背景を知ることが重要だと著者は語る。教科書的な感じがあったり、世界遺産の範疇で救い出すのは困難ではないかと思う、地名、言語の問題が出るのはどうかと思ったが、著者の考えはおおむね納得できた。
木に学べ―法隆寺・薬師寺の美 (小学館文庫)
電気ノコギリよりもなたで切った方が切り口の粒度が細かいから長持ちするとか、木の生えている向きを見て建てた後に歪む方向を推測するとか、世界一古い建築物がどのような考え方で生まれたのかが分かって大変面白い。人間の便利な道具でもって素材を無理やりコントロールするのではなく、素材の持っている性質をいかに引きだして建築に活かすかという視点が興味深かった。頭を空にして対象を見、そこから己を知るという禅の世界に近いような気もする。そういう意味で併せて禅 (ちくま文庫)なんて読んでみても面白い。
輝けるディーヴァ ~ベスト・オブ・サラ・ブライトマン~ [DVD]
ライブでもよく歌われているDVDやCDの曲が、どんな思いでどのように作られてきたのかが分かり興味深い作品でした。
ビデオの合間に彼女のコメントが入っている構成ですが、次のビデオセレクションではビデオだけを選んで再生できるので親切です。
すてきな背景の中できれいな衣装を着て歌う、さまざまな表情の美しいサラが見られてうれしいかぎりです。
ライブのDVDもいいけれど、こういうのもいいなと思いました。