鉄拳
鉄拳の発売する時はいつもその時代のユーザーを驚愕させたものです。
今でこそ鉄拳1のグラフィックスは汚く見えますが、スーファミのストリートファイターがはやっていた頃、彗星のごとく現れた3Dポリゴン格闘ゲームです。キレイ(その時代に)な上に動作はスーファミ並に軽い。そして格ゲーにムービーをつけた世界初のシリーズでもあります。
ゲームショウの展示コーナーで鉄拳の隣に並ぶ格闘ゲームは皆貧相に見えたものです。これはそんなシリーズの第1作目です。
ストーリーコンプリート以外の目的で今更買う意味はありませんが、
原点を見てみるのも面白いと思います。namcoの出世柱となった作品ですから。
受けたダメージによって起きあがる早さが変わるシステムを採用しているので最近のシリーズに慣れている方はこの"リアル"な起きあがりの長さにイライラするかもしれませんが、これのおかげで鉄拳1でしか楽しめない遊び方が出来たりします。例えば一度コンボが決まるとそう簡単には抜け出せません。相手から"支配"されている間はつまらなく思うかもしれませんが、ひとたびこちらが"支配"する側に回ると、その面白さは最近のシリーズと遜色が無いことに気が付くはずです。鉄拳1では無限コンボや危険な連続空中技などの規制がかなり甘く、倒されたときに2の様に転がって敵の攻撃を回避することも出来ないため、上級者同士の戦いになると、倒されることは死を意味することになります。10連コンボやハメ技が非常に大きな意味を持つので爽快な戦闘が出来ます。
但し、鉄拳1にはゲーム中にコマンドを表示させることができないし、説明書にも最低限のことしか書かれていないし、トレーニングモードも無いので、2P対戦でコントローラを置いて自分で発掘するしかありません。
この1をある程度プレイすると最近のシリーズにあるものの多くは鉄拳1で既に完成されていたことに気づくはずです。こんな斬新な戦闘システムを開発した namcoの先見性には驚かされます。韓国や米国では国民ゲームとなるほど支持されている程ですから。その証拠に本家AMAZONで"tekken"と検索してみてください。日本以上に熱狂的なファンが多いことが分かります。
私は1や2の閑散とした雰囲気が大好きで3以降のシリーズも持ってるのに今でもプレイするほどです。あとギャラガを単なる広告だと思ってる方は多いと思いますが、鉄拳1を遊び倒す為に裏技を紹介します。
ギャラガの裏技:
1:△の連打で連射が出来るようになる。
2:撃墜数が表示されている時にセレクトを押すとコンティニューができる。
3: どの面でもいいので、「ギャラガ」で18.5秒以内にパーフェクトクリアすると自機がツインになる。
4: 2P側のL1、上、×、△を押しながら電源を入れる。各ボタンは「ギャラガ」が始まるまで押し続ける。すると・・最強の機体で戦えるがこれでクリアしてもデビルカズヤは出ない。
5: 「ギャラガ」の全8面を、コンティニュー1回以内でクリアするとデビルカズヤが使用可能になる。
SA鉄黒皮厚板フライパン 22cm AHL20022
私はプレーンオムレツが好きだ。油がよく馴染んだ鉄製のフライパンを十分に熱し、とき玉子を流し込み火を止める。フライパンの余熱で手早く焼き上げ素早く皿に移す。食して飽きることを知らない。
桂冠詩人 SINGLE COLLECTION PLUS
絢爛豪華な装丁の小冊子。鬼帝の剣のPV先日行われた「禁書発禁」の鬼帝の剣、我が臈たし悪の華のライブバージョンとこれも充実の内容のDVD。
名曲揃いの本譜。アルバム名となった「桂冠詩人」のなを冠すにふさわしい詞の数々。どれをとっても凡庸な言葉では評価できずさらなるALIPROJECTの発展を確信させる内容となった作品であろう。
まだ手にとっていない方がいるならば早急に手に入れる事を奨める
シアター! (メディアワークス文庫)
シアターフラッグの存亡を賭けた2年間で300万円の大勝負。
「兄ちゃんは自分が関わったらずるいことは絶対しないんだ」
どこまでもフェアに追い詰める。
フェアであるために全力でフォローする。
いやぁ、本当に面白かった。いつも以上にお勧め。
劇団の日常、劇団だけの常識、劇団を取り巻く色々なことが、すっと入ってくる上に、温かくて格好良くて、それこそ(文中の言葉を借りると)絶対に自分には書けないお話。
魅力的なキャラクターが何人もいるけど、それでも、どこまでも「鉄血宰相」春川司の物語にしか思えなくなってしまうのは、自分もまた作らざる者だからだろうか。
作る者だけが共有する感覚を、疎外感を持って眺める傍観者。
ただ、そのことに寂しさを感じこそすれ、絶対卑屈にはならない。
自分にこそできることもまたあるのだから。
しっかりそのメッセージが伝わってくるこの物語は、正しく大人のためのエンターテイメントなんだと、そう思う。
「人間が何かを諦めるのに必要な条件って分かる?」
「全力でやって折れることだよ。」
全力で挑まなければ、折れることもない。でも大切な何かを掴みとれることもない。
いかにも有川先生らしい厳しくも優しい叱咤激励だ。
もちろん、有川作品らしい登場人物同士の楽しい掛け合いや名台詞も健在です(笑)
「吊すぞてめえ!」
「大人って汚い‥‥!」
「オジサン!」
「カッコよかったね」
「俺には作れないって言ってんだ」
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎
本書の中心的アイデアは、ユーラシア大陸において他の大陸に比べ農業や技術が早く発達した理由は、1栽培や家畜化に適した動植物の野生種に恵まれていた、2東西に長く遠方の同緯度地域との行き来を阻む自然的障壁が比較的少ないので相互交流による発展が進んだ、というもの。言われてみれば極めて自然な理論で、特に感動的とは思わななかった。
たったこれだけのことを言うのにこの分量は冗長で読んでいて少々うんざり。事例は豊富だが説明の繰り返しが多い。