チャイコフスキー:交響曲第6番
カラヤンによる悲愴の第3楽章は大変情熱的であり、重厚なサウンドを私たちは楽しむことができるでしょう。
そのような演奏が好みの方にはぜひお薦めしたい素晴らしい演奏です。
しかし、第3楽章はト長調によるスケルツォと行進曲であります。
優雅さと諧謔さ、軽やかさ(この例えは少し言葉選びが悪いかもしれませんが)という観点からすれば、カラヤンの演奏は元気が良すぎる、ガシガシ猛進する行進曲のようにも聞こえます。
もし、優雅さと諧謔さ、軽やかさを重視するのであればムラヴィンスキー/レニングラードフィルの演奏を薦めます。
もちろん、ほかにも名演奏はあることと思います。
いろいろと聞き比べをして、一つの曲の解釈の多様性を楽しむのも面白いかもしれません。
クアドリフォリオ 2 (アクションコミックス)
この作者の方の漫画家としての実力の方が…
作者の方も実際SZに乗っておられるらしいと後書き?に書いてあるのですが…尚更とても悪い意味での自己満足趣味漫画としか言い様が無いような
…何か話の筋も古いし。
イタフラ系の濃い車をまんまストレートに描いちゃうと只のイラストにしかならんと言う事ですかね。
星は本当は2つの下,一応乗ってる車もアレなもんでご祝儀?で4つ付けときます。
ロミオとジュリエット [DVD]
キャスト、スタッフ共に完璧出来映え。
完璧な映画とはこうした作品でしょう。
ロミオとジュリエットは今までもこれからこれを超えることは超困難でしょう。
音楽、演出、演技、衣装、何もかも完璧です。
完璧好きにはお薦め!!!!
ベスト・クラシック100
クラシックはいろいろとツウですけれど、
このCDの選曲がなんとも絶妙で、長さもこのくらいが丁度いい。
抜粋になっている曲もあれば、全曲入っているものもありますし、
音楽を教える仕事柄、これはどんな生徒にでも勧められるアーティストであり、曲が見事にそろっています。
いろんな時代がまざっているので、飽きませんね。
ここをきっかけに、もっと聴いてみたいなと思ってくれたら、
クラシックの輪がぱっと広がりそうです。
久々のヒットです!
ベスト・マリア・カラス100
これまでもカラスのオペラアリア集を買ってきましたが、量、質ともに充実しているのがこのCDです。例えば、『ノルマ』なら、『清らかな女神』だけでなく、きちんとフィナーレやアダルジーザとの二重唱も収録されていて、抜粋でありながらきちんとオペラの筋をなぞってあります。これは、まだ『ノルマ』を聞いたことのない、知らないという人にはありがたい構成です。また、カラスだけでなく共演者も中々充実していて、前述の『ノルマ』ではクリスタ・ルートヴィッヒ、『ルチア』ではジュゼッペ・ディ・ステファノ、『セヴィリアの理髪師』の「それじゃ私ね」では、ティト・ゴッビと言うように名歌手のすばらしい歌声も聴けるのでカラスだけでなく、他の歌手たちも楽しめます。
100曲も収録されていて、3000円という良心的な価格設定もうれしい良品です。