虹のかなた DVD-BOX 1
幼い少女が全てを失い、ある男に復讐する話。
大人になった姿を榎本加奈子が演じるが、その少女時代の子役が
ホントにかわいかった!!
「お前だけは絶対に許さない!!!」と、
怒った顔も愛らしかった(^o^)ノ
今後登場する、松田悟志さんにも注目!!!
虹の彼方に (講談社文庫)
2000年から2006年までのコラム記事のまとめです。内容といえば旧聞に属し、その時の時事問題を思い出せない時もありましたが、その辺りは「あとがき」でうまくまとめ・取り繕っています。
著者の見解には同意できない点も多いのですが、「なるほど」と思わせてくれる着目点や視点が多いのも事実。
「この6年間で世界が暴力的になった」になるほどと思いながら,「人間が理性を取り戻す」方向には進んでいないと、ため息をつきながらどくりょうしました。
機動戦士ガンダムUC (10) 虹の彼方に (下) (角川コミックス・エース 189-12)
この最終巻に掲載されている最終回を読んだ後、何年ぶりか記憶がない位久しぶりに、富野由悠季氏の小説「伝説巨神イデオン」全3冊を本棚の奥から引っ張り出してきて読み、劇場版発動篇のDVDを観てみた。
このガンダムUCという作品はガンダムマーケットの中で存在する為に、全く言及されず、余り知られてもいないが、作家としての福井晴敏氏に最大の影響を与えたのは、ガンダムよりもむしろイデオンである。
福井氏本人も、NHK-BS番組に出演した際「イデオンと出会ったことによって、全ての価値基準の中心軸がイデオンとなってしまい、その後の人生で様々な作品と出会う度に、“この作品はイデオンと比較してどうなのか?”と自問するようになった」と告白している。
ガンダムUCの最終回は、はっきりとイデオン、それも原作小説のラストシーンを意識した返答、回答として構成されている。
”ガンダム”という最早救いようがない程にマーケットに染まりきった枠に拘らず、純粋に”人の業を描ききることを主題とした富野文学”という視点で捉えたとき、ファーストガンダムで提起されたテーゼに応えた正当な続編はむしろイデオンである。(オーラバトラー戦記やVガンダム辺りも、それらに含まれるだろう)
福井氏は本作で、”可能性という名の神”という表現を使った。
この言葉によって、「イデオン発動篇」で完膚なきまでに冨野氏が否定した、”生身の肉体に囚われた人の業の愚かしさ”に救済と可能性を残そうとしたと言える。
この辺りは予想通り・・・というか他に書きようがない。"イデオン"で一度示された結論に立ち向かうには、表現がどうあれ”愚かしい生身の肉体の業の輪廻にこそ、健やかな人のありようがあるのではないか”と開き直るしかないからだ。
「・・・なにがショックといって、『ガンダム』の最終回で「僕にはまだ帰れるところがあるんだ」と主人公にいわしめた同じ富野監督が、今度は見知らぬ惑星に転生していくしか和解するすべのなかった人々を描いたということ。もしここで、その新しい星こそが現在の地球であったのかもしれないと考えたとき、そこに描かれた絶望と諦念は限りなく深い・・・」(大田出版「イデオンという伝説」より抜粋)
予想通りの結論ではあったが、いつもの福井節で”愚かしくもいとおしい、普通の人々の悪あがき”を、いつも通りに書き切ってくれた福井氏の力量に敬意を表したい。
赤い糸 (CCCD)
現在放映中のドラマ「虹のかなた」の主題歌として、印象的にオンエアされているこの「赤い糸」。
誰が歌っているのかと思いきや、この作品でメジャーデビューするというLes.Rというグループの曲でした。
力強さに、優しさを秘めたボーカルは一度聴いたら絶対に忘れられません。
そして歌詞も、聞き取れないものが全く無く、親しみやすい言葉で紡がれているので、多くの人の共感を呼ぶと思います。
多くのアーティストたちがデビューしていく中、ここまで「聴かせる」グループは他にないと思います。
是非是非、たくさんの人に聴いてもらいたい、心からおすすめできる一曲です。
これからもっと、期待ができるメジャーデビュー作。絶対見逃さないでください!
虹のかなた COMPLETE BOX [DVD]
幸せな家庭に育った少女・ちひろが、
ある男の陰謀によって不幸のどん底に叩き落され、
成長した後、その男への復讐を始める、というストーリーの「虹のかなた」。
主人公・ちひろの「虹のかなた」は、復讐を遂げることなのか?
それとは違うものなのか?週5日、どっちだ?どっちだ?と
揺さぶられる思いで見ていた。子役のちひろ役の子はけなげだし、
成長したちひろを演じた榎本加奈子は、時にふてぶてしく、時に孤独に耐え、
いろいろな表情を見せてくれた。
周囲のキャストも面白い。中でも、「足ながおじさん」的役回りの
藤村俊二と、「あつかましくワガママなおばさん」という
役回りの岩崎良美の二人が最高だ。
COMPLETE、と銘打ってあるからには、当然特典映像もあると思われる。
何が入るか、楽しみだ。もちろん、本編そのものも楽しみだが!