チョコレート・アンダーグラウンド ぼくらのチョコレート戦争 スペシャル・エディション [DVD]
あらすじは、大多数の大人が選挙に無関心でいる間に政権を取ってしまった
「健全健康党」が押し進めるチョコレート禁止を筆頭とした食品改革に対して
子供たちが立ち上がり戦いを挑む、というもの。
この話においてチョコレートは家族愛・隣人愛・人間性のシンボルです。
きちんと政治に関心を持って、おかしな人が政権を取ることのないようにしないと
そういう大切なものさえ奪われてしまうよ、というメッセージが
随所から感じられるようになっています。
監督がファミリー向けアニメとして作ったと言うだけあって
話の作りは非常にシンプルかつストレートな少年冒険活劇。
謎めいた伏線やベタベタした恋愛はありません。
……とここまでだとそれなりに良さげなのですが
なんとなく物足りない、というのが正直な感想です。
具体的には主人公の1人、黒髪少年ハンフリーの戸惑いをあまり掘り下げず
また金髪少年スマッジャーとの交流について深くは触れなかったのが残念。
そういう心理劇的な部分は体制に迎合している側のキャラクターが
全て請け負わされてしまっているので
主人公たち反体制側のキャラクターは行動にブレがない反面、
観客の興味を引く要素に欠けます。
絵柄と音楽は平均点。 飛び抜けて凄くはないけれど違和感なく観られるレベルです。
原作未読なので、原作を読んだら印象が変わるかもしれません。
アニメ単体では積極的におすすめするほど良くはないけれど、
酷く悪くもなく手堅い作りという印象でした。
チョコレート・アンダーグラウンド
この本を読むきっかけは、夏休みの宿題の読書感想文を書くためになんとなく購入してみました。読もうと思えば1日で読めます。
表紙は、いかにも古い話だと思えるのですが実際読んでみると、とてもおもしろいのです。
舞台は、「とある国」(国名は明記されていないが、おそらくアメリカ)で、健全健康党が政権を握り、健全な生活を送るためにチョコレート(砂糖
・添加物は全て)が禁止になってしまいます。
全ての店や、家からチョコレートが没収され捨てられてしまいます。例え、隠し持っていてもチョコレート探知車が全てを見通しているためバレしまいます。
そこで、主な登場人物のハントリーとスマッジャーが立ち上がり、小さな雑貨店のバビおばさんと提携し、チョコレートの密造をはじめるのです!
しかし・・・(あとは本で)
登場人物は多いと言えば多いですが、すぐに覚えることができます。
小学生でも簡単に読めます。ページ数は500余りです。
ハリーポッターより、現実味がありおもしろいと言えます。
LOVE one.
チョコレートアンダーグラウンドの曲MAKE UPが気に入ったので、アルバム聴いてみました。
かわいらしい歌声で、曲も聴きやすいです。
ですが、歌詞が薄っぺらいです… 歌詞カードを見てしまったので余計意識してしまいます
個人的には曲や歌声は良かったのですが、歌詞と声が好みが別れそうなので星3にしました。
これから頑張ってほしいです
ファイヤーボール [DVD]
格闘技と球技の合体というと2002年にもリメイクされた「ローラーボール」があり、発想そのものは珍しいものではない。しかし、最近どんどんレベルアップしているタイのアクション映画が殺人バスケを扱ったところは面白い。
バンコクのアンダーグラウンドで行われる殺人バスケは、とにかく先にシュートを決めた方が勝ちというシンプルなルール。もっとも、映画の最初に「実際は得点に関係なく最後に生き残った方が勝ち」と説明しているので、ボールはいらないのでは、とツッコミたくもなる。バスケットボールとムエタイなどの格闘技がまだうまくこなれていない感はあるものの、「バンコック・アドレナリン」や「レイジング・フェニックス」と同様、これまでの香港アクションなどには見られなかった斬新な動きが見られる。最近のタイのアクション映画は、空間を広く使う殺陣の組み立てもそうだが、映像処理そのものが確立してきたようなが気がする。この作品でも決勝戦で水しぶきを上げながら戦うシーンは非常にスタイリッシュ。単純なストーリーはともかく、「マッハ」以降のタイのアクション映画の中で押さえておきたい作品の一つである。
主人公を演じるプリーティ・バラミーアナン(バンク)は人気ロックバンド「Clash」のボーカルで、アクションにも違和感はなく、タイ人っぽさをそれほど感じさせないのでアジアで人気が出てきそう。ヒロインを演じた新人女優のカヌタラー・チューチュアイスワン(エム)もこれまた可憐で日本人受けしそうな美人。タイ映画を見ていると次から次へと美人女優が出てくるので目移りしてばっかりだ。