ブロッカー軍団マシーンブラスター (マンガショップシリーズ 385)
もうレビューなんかどうでもいいっ!
とにかく懐かしいんで、☆☆☆☆☆っ!
もうこんな希少本、二度と出ないと思うから、オタク的に☆☆☆☆☆っ!
個人的にマシーンブラスター好きなんで、だからやっぱり☆☆☆☆☆っ!
オタクもとい漢(おとこ)三十六歳。嗚呼、感無量っ!
合掌。
黒い秘密兵器 1 完全復刻版 (サンデー・コミックス)
インターネットであれこれさがしていたら、昔懐かしいマンガが出てきたので買ったのが『黒い秘密兵器』。子供時代にも結局まともに読んだことがなかったのだが、通して読んでみて、『巨人の星』にあまりに似ているので驚いた。『巨人の星』の方が後だったわけで、その強烈だったインパクトを考えれば、この作品もいわば時代を先取りして、『巨人の星』で一つの頂点に達することになる日本のスポーツ群像を切り拓いた作品だったわけだ。
どこか似ているかといえば、たとえば才能ある選手が尋常ならざる育ち方をしている点、巨人軍に恨みを持って復讐しようとする男の存在、直球だけでも無茶苦茶速いのに、魔球(ここでは秘球、巨人の星では「大リーグボール」)にやたらこだわる点、そして、結果的にそれで滅びる点。ここには、ただ似ているというだけではない、かなり根本的な日本人気質のようなものが反映されているような気がする。『巨人の星』に比べればだいぶ明るいドラマなのに、終わりはほとんど唐突な滅びだ。どうしてこう日本人は滅びのテーマが好きなのか。