フランス・ギャル・グレイテスト・ヒッツ
このベスト盤、特に2のクリスチャンセンやジャズ・ア・ゴーゴーとかが好きでしょっちゅう聴いています。あとアニーとボンボンは後にセルジュ・ゲンズブールの原曲を聴いてからはかなりエロテイックで淫靡な内容の曲と改めて知り、ドキッとしたのを覚えています(^^;)でも全体的にはお洒落でポップで個性的☆英米のグループとはまた一味違います。まだ聴いてない人はぜひ一回聴く事をお勧めしたいです。
ボンジュール・パリ!~ボン・ボン・フレンチ・スペシアル
1. オー・シャンゼリゼ / ダニエル・ビダル
2. 夢見るシャンソン人形 / フランス・ギャル
3. 想い出のロックン・ローラー / ジェーン・バーキン
4. シェリーに口づけ / ミッシェル・ポルナレフ
5. ハーレイ・ダヴィッドソン / ブリジット・バルドー
6. 無造作紳士 / ジェーン・バーキン
7. 忘れじのグローリア / ミッシェル・ポルナレフ
8. あなたのとりこ(ライヴ) / シルヴィ・バルタン
9. 青春に乾杯 / ミッシェル・デルペッシュ
10. パリの空の下 / フレディ・バルタ
11. 私はシャンソン / ダニエル・ビダル
12. ディ・グ・ディン・ディン / ミシェル・ルグラン
13. 美しい娘たち / クロード・フランソワ
14. そよ風にのって / マジョリー・ノエル
15. アイドルを探せ / ジョニー・アリディ
16. 男と女 / クロディーヌ・ロンジェ&ホセ・ソアレス
17. ヴィーナスたちの風景 / パトリシア・カース
18. 天使のためいき / フランス・ギャル
19. エーゲ海の真珠 / ポール・モーリア
20. ジェネレーション78 / ダリダ
世界カワイイ革命 (PHP新書)
「カワイイ」をキャッチフレーズに、女子高生、ギャル文化が世界の女性を虜にしつつある、という現地ルポ。原宿、渋谷に限らず都内を歩いていると、わーわー嬌声を上げる女子高生にうざい…と思うこともあるが、本書を読んで、これも世界が認める最先端文化なのかと、理解することとした。日本のクリエイティブにタブーの少ない文化が、自由の象徴として、あるいは自分らしさの拠り所として受け入れられているとのことで、ゴスロリ、メイドファッション原宿駅前の神宮橋ですんごい格好をしてる若い外人さんというのは、日本好きになり、聖地巡礼を達成した人だったのか…ということも分かった。冒頭のカラーを含め、写真資料が多いのも本書の特長。ジャパニーズファッションの記録としても残るし、被写体となった女の子たちの撮って欲しいという気持ちが、論より証拠でよく伝わる。著者には、同様に日本発の新たなグローバル文化であるアニメを取り上げた前作「アニメ文化外交」があるが、ダブりはほとんどない。
ただ、本書で取り上げている地域は、欧州とタイ、韓国であり、全世界化とはまだまだ言い難い。なおかつ、ティーンというのは流行に敏感な分、より新しくてクールなものがあると、すぐ目移りする傾向がある。本書の「カワイイ」化現象は、ここ2、3年の傾向のようだから、文化、ファッションスタイルの一つとして根付いたとはまだまだ言い難いようにも思う。「浮世絵が印象派を生んだように…」というのは、10年くらい見てみないとなあとも思う。
しかし、109とかラフォーレをなんでヨーロッパの女の子が知ってんのとか、日本人になりたいほどギャル文化にあこがれるフランス人…ただでさえ知らないないギャル文化、それに輪をかけて分からない世界的受容という姿を本書で十分堪能することができた。著者の日本文化を楽しむ外国人を支えたいという気持ちにも好感した。
夢見るフランス・ギャル ~アンソロジー '63 / '68
私はフランスギャルから入り、色々なフレンチポップ・シャンソンを聴きましたが やっぱりフランスギャルに戻ってしまいますね。
ここまで好きになれる魅力は一言では言いにくいですが、何十年か前に作った歌だとはとても思えない!今聞いても 聞きやすい、多分これから先もずっと聞いていける歌だと思います。
中でも 涙のシャンソン日記は切なくて繰り返して何回も聞いてしまいます。あんなに今聞いても新鮮な歌を何十年も前に作ってたなんて さすがセルジュ!天才です!!