O型のクロマティえいくんのじっくり時事評論

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アメナーバル・コレクターズBOX [DVD]  BOXセットが出るなんて、制作者はファンの落としどころをよく知っています。幻の短編「ヒメノプテロ」「LUNA-月-」が収録され、今では簡単に手に入れることのできなくなっている大傑作『テシス』も入っているのですから。映画ファンを自認する方なら必携の一品です。長編3本は既に持っていますが私も買い直します。本当に優れた映画群なのです。
 監督アメナーバルはまだ劇場公開長編を4作しか撮っていませんが、それだけで映画の天才の名をほしいままにしている「本物」です。今回のBOXで彼の辿ってきた軌跡を今一度追体験できることでしょう。本国スペインで興業成績の新記録を打ち立てた『テシス』、『バニラ・スカイ』としてハリウッド・リメイクされた絶品『オープン・ユア・アイズ』、その効果あってハリウッドで制作された悲痛なゴシック・ホラー『アザーズ』、そして待望の新作『海を飛ぶ夢』は感涙のドキュメンタリー…。彼が世界に通じる作品を撮り続けてきたことや、一貫して現実と夢・虚構が交錯する幻想世界をテーマとしてきたこと(ドキュメンタリーである『海を飛ぶ夢』でさえ、まさに「海を飛ぶ」素晴らしい幻想シーンが一つの山場なのです)、そして自作の音楽が映画全体に荘厳さと格調を与えていて、作品の高品位から切り離せない要素だということ、等々がよく分かるのです。
 彼がハリウッドに招聘された時、彼の才能が食いつぶされてしまうのではないかと1ファンとしてはハラハラしていました。ところがどうして、かえって彼は作家的成長を遂げ、本来撮りたかったのはこういう路線だったのではないかと思わせる新作を見せてくれました。確かに『海を飛ぶ夢』はそれまでのトリッキーで驚愕のラストがある映画とは毛色が異なっています。ヨーロッパには今でも素晴らしい映画と作家が息づいており、特にスペイン映画の充実は見事なものです。その至宝、アメナーバルの素晴らしさをご鑑賞下さい。

奇跡の教室 エチ先生と『銀の匙』の子どもたち 戦後の間もないころ、まだ無名だった灘中学で、現代国語の
授業に、検定教科書を使わず、『銀の匙』だけを3年間かけて
読み解くという授業をおこなった橋本武(通称、エチ先生)のことを、

その奇跡の授業を受けた教え子たち(日本弁護士連合会事務総長だったり、
最高裁判所事務総長だったり、元東大総長だったり・・・すごい顔ぶれ)
に、当時の授業やエチ先生のことを回想してもらう形で、
(もちろん、エチ先生本人にもインタビューをしている)

その授業がどういうものだったのか、そこで何を得られたのか、
当時、どんな気持ちで授業を受けていたのか・・・などなどを紹介した本。

『銀の匙』を3年間かけて読み解く授業っていったい、どんな授業なんだろう・・・

詳しいことは、ぜひ、本書をお読みいただくとして、

かんたんに紹介すると、本のなかで、凧揚げのシーンがでてくれば、
みんなで、凧をつくるところから始めて、凧揚げをしたり、
ねずみ算の話がでてくれば、たちまちそこは、算数の授業のように、
ねずみ算の話になったり・・・

物語の世界を追体験しながら、とにかく、横道にそれていく授業なのです。

もちろん、このような常識はずれな授業をするにあたり、
エチ先生も、「結果がでなければ、責任をとる」と、強い決意をします。

その後、無名だった灘校が、東大入学者数で常に上位入りすることになります。

すごく印象的だったのは、最後の、エチ先生の、

「ほんとうに結果が出てよかった――」 というセリフ。

もちろん、エチ先生にとって、東大入学者数なんて、結果ではありません。

エチ先生の言う「結果」とは、教え子たちみんなが、還暦を過ぎても
前を向いて歩いていること。


すべての国語教師、いや、すべての教師、いやいや、すべての親御さん
必読の本だと思います。

Very Best of やはりこうなったかぁ〜というこのグループの歴史をかいま見ることができる一枚です。いってしまえば血との闘いみたいな世界が臭ってくる。エルビスはデビュー当時カントリーのステージに立てば、「ブルース臭くていやなんだよ!」と白人客に嫌われ、ブルースのステージに立てば、「カントリー臭くていやだべ」と黒人客に嫌われたという有名な逸話がある。まさにこのグループがその感覚だ。他のソフトロックな奴等に比べると、ソウル臭さがあるし、ソウル系黒人グループなんかと比べると、な〜んかソウルを失ったドン“ノー・ソウル”シモンズのようなマヌケなソフトロックな世界観が漂っている。漫才のちゃらんぽらんではないが、「中途半端やなぁ〜」のオンパレード。その中途半端ぶりを楽しめるか、否かがこのグループを聴けるか聴けないかの分岐点になるのでは?
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