Rainbow Six
本作の出版から五年が経過した今日、中東や米国で益々「レインボー」出動が要求されそうな事件が相次いでいる事実を想うと、この著者の先見の明に感服せざるを得ない。つい先程報道された人質邦人解放も、彼らの仕事だろうか?
レインボーらの毎日の訓練の様子がよく描かれている。射撃演習の成績の差は、昨夜食べたものの差に過ぎない。何発も撃ったのに的に穴が一つしか空いていない。軍用ブーツを履いて、1マイルをオリンピックランナーと50秒差で走る。隊長Cは隊を率いるよりも、予算獲得に時間を費やす・・・。
305項の「・・・that fool WD・・・stolen so much money・・・」。こんな骨太作家がどれほどいるでしょうか?溜飲を下げた読者がさぞ多かったことでしょう。「Shiva」を撒こうとする狂信的自然愛護家たちは、寛容の精神が欠如した米国人の象徴的存在と言えます。
前半で期待させたわりには後半はやたら間延びで、クライマックスのほどもなく尻窄み。ただ超人レインボーたちも実は、愛嬌ある平凡な市民であることに親しみを覚え、897項最後まで付き合ってしまう。英語は平易で疲れることはないが、時々、接続詞・カンマ・分詞等で長々と繋いでいるので要覚悟。
Rainbow Six Vegas 2日本語マニュアル付英語版
最初は操作に戸惑いましたが、慣れてくるとリズミカルに敵を駆逐していくことが出来るようになり、爽快感があります。
ただ、見方側のAIはもっと成長してほしいですね。「あれ、動かないな?」って思ったら壁や通路に引っかかってたり、ここで攻撃してほしいってところで身を潜めてじっとしていたり・・・。でも、あまりAIが賢すぎたら自分のやることがなくなってしまうので、そういった意味ではバランスは難しいのかもしれません。
あと、特定の場所を通過したタイミングで敵が沸くのはリアリズムを感じられません。サイレンサーを使用し隠密行動で敵を殲滅していくという楽しみ方もしたいと思いました。
なんだかんだ言いつつも、結構楽しめました。ぜひ、次回策も更なるパワーアップで楽しませてくれることを期待します。
シャイニング娘 6 (セラフィンコミックス)
★5の上(外伝全4巻の評価は★5)。
『シャイニング娘。』の番外編にあたる『×浦あや編』全4巻の完結編な著者の13冊目の初回限定版はトレカ4枚付き。
メンバーの入脱退を繰り返し成長を続ける21世紀を突っ走る国民的超人気アイドルグループ、通称『シャイ娘。』こと『シャイニング娘。』の『×浦あや編』にあたる『6来襲』の16話から最終22話までを収録。
3巻から引き続き好き勝手されまくる『×浦あや』は、やっぱりステキですが、この巻では他のメンバーたちも大活躍します。
たたみかける輪姦の渦の中で、痰壺状態と化す『珠橋あい』がトビキリ輝いています。
無論、全員がんばります。
がんばって時間を稼ごうとします。
第20話以降の終盤は、エロがまったく介在しない怒濤のドラマです。140頁までに抜いて、あとは感動のフィナーレを堪能しましょう。
二人の悪魔がついに対峙。
オバカなシリアス満載の迫力アクションシーンも楽しめます。
仲間たち全員のキモチで刷り換えられたスケジュール。
最後の力を振り絞って立ち上がる『あーや』。
ステージに昇る力をくれたのはファンの歓声。
オープニングは『奇跡の香りDice』。
フィナーレは『絶対必要 愛の構文 E・N・S・T・L』。
カーテンコールが来る前に物語はひとまず終幕。
二次元世界に投影された疑似三次元ドラマも一応一区切り。
まあ、全2巻の本編の2倍のボリュームなので外伝というより第2部でしょう。
ともあれシャイ娘。は、今日も元気です。
きっと明日も元気でしょう。
四次元感覚許容な、感動系エロ漫画を堪能したい方へのお薦めです。
汗まみれの笑顔が眩しすぎる一冊。
たかが成コミされど成コミ。
待て、しかして希望せよ。
第3部で再び彼女たちの笑顔に逢えることを祈って。
再見!!(オキナっち風)
Tom Clancy's Rainbow Six: Vegas 2 (輸入版 アジア)
内容は非常に楽しく最初は難易度も高めです。Coopもできますが、どちらかといえば、どう攻略していくかを楽しむタイプのゲームなので、パターンが分かってしまうと難易度は極端に下がります。
あと、経験値を稼ぐ事で服装などを拡張していけるのですが、オンラインでも特に気にならないレベルなので拡張の意味はないかも。
ゲーム毎に敵の配置が換わったり、シチュエーションが変化したりすれば、プレイする度に違った緊張感が味わえるのですが、この下に敵が居て、右の奴をヘッドショットしてから、左の二人を倒す・・・みたいにパターンが固定化されて、実に単純なゲームになってしまう所が寂しいです。楽しいのは初回ぐらい。
BFやCoDのFPS慣れしている人にとっては、ちょっと難易度やさしめです。
ただし、特攻野郎プレイを仲間と楽しむ時は面白いです。
カメラでドアの向こうに敵が居るかなんて見ずに、ドアを蹴破って、敵の銃弾が飛び交う中を自分の腕だけを頼りに、敵をなぎ倒しながら力押しプレイはなかなか熱いです。すぐ倒れますけど、仲間に「助けろよ、おい!w」と笑いながらプレイできるのが、慣れてくると楽しかったです。
当然、参加者はCoDの最大難易度を普通にプレイし、BFでもランク鯖で名前が知れ渡ってるレベルの猛者ばかりでないと厳しいですけど。
Rainbow Six: Vegas (輸入版)
XBox Liveでは、Persistent Elite Creation(P.E.C.)、ぶっちゃけ経験値システムで、経験値が一定度アップすると、階級も上がり、装備のロックが解除され、(実質的強さと共に、コスチュームプレイを楽しむという意味でも)自キャラの自由度が増していきます。
時間の長さ・プレーヤー数・生き返りの有無など複雑な経験値計算式があるようですし、無論、何より勝って終わった方が格段に経験値も入ります。ですから、無用にプレッシャーがかかってしまったり、稼ぎっぽい部屋があったりしますので、それなりのリスクはありますが、楽しみはその幾倍もあると思います。
シングルモードでは、ストーリーモードと共に、恒例のテロリストハントも健在です(マルチの協力プレーでもできます)。
昔懐かしいチマチマとマップに作戦を書き込んで出撃するシステムから、一気に最新作に飛んだので不安でしたが、ドアの破り方や偵察・攻撃モードなど肝心な部分は残しつつ、ロープで一気に階をまたいで移動したりと、新たなアクションが増えていて新鮮でした。
一チームのみ、部下が二人だけになっても、きちんと自分たちを隠蔽し、作戦に同調して攻撃に移ってくれる賢いAIも良いです。彼らが負傷したら、絶対に自分のミスだと納得させてくれます。
英語の問題ですが、シングルではそれほど複雑な指令が来ることは無いので、シリーズの基本を抑えていれば、まず問題無いと思います。
マルチプレーの部屋にも使用言語の表示はあります。ただし、欧米5言語と日本語だけなので、Japaneseでも中国語がメインだったりということも有り得ます。
ボイスコミュニケーションで挫折するリスクがある事はご承知置き下さい。