バック・トゥ・ザ・フューチャー 25thアニバーサリー Blu-ray BOX [Blu-ray]
TV吹替音声収録版DVD(以下DVDと表記)との差異についてですが、PART1はDVDでは短縮版エンドロールで"Back in Time"で終わるように編集されていました。Blu-rayでは本編はモノラルですが1h51m39sから音声がなぜかステレオになります。
PART2及び3はDVDでは本編終了まで吹替が収録されていて、Blu-rayはエンドロールが本編と同様にモノラルで収録されています。
PART2では今回初めてPART3の予告部分も吹替が収録されています。タイトルの件はその予告部分に「COMING SUMMER 1990」が復活したことを意味しています。過去発売した通常のDVDでは無かった。
他のレビュアーさんの指摘通り、Blu-ray版のPART2音声なんかモコモコしてますね。あくまでも推測ですが、DVDの方は放送用マスター(1inchまたはD2)からDVD用にマスターを作ったが、今回のBlu-rayの場合同じ音源の音声テープ(6mmまたは16mmシネテープ)から起こして作成したが、その素材にダメージが有ったのではと思います。
あとPART3の字幕で「インディアンだ〜」は通常のDVDと同様に「ネイティブ・アメリカンだ〜」のままです。差別的なことに配慮して修正したと思いますが、時代背景から考えると不自然ですね。
エリザベスアーデン グリーンティ セントスプレイ 50ml E32
発売から数年経ち、同じグリーンティの別バージョンも出ましたが
こちらがやっぱり好き。安心して使える1本。
男女問わず使えるしライトなので多くのシーンで使用でき
香り自体も爽やかで癒されるので1本あると便利です。
付けたてはレモンなどの柑橘系のかおりで
時間と共にシャボンのような優しい香りになっていきます。
ライトな分香りの飛びは早いのですが、気軽に使えて○
真夏の何も付けたくない日でもこれならOK。
飽きっぽい私が珍しくリピートしているフレグランスです。
ベスト・バッハ100
クラシックは好きですが、詳しい方ではありません。
クラシック集のCDの中で「いい曲だな〜」と思うのがバッハの曲ばかりだったので今回購入してみましたが、もともとバッハが好きだったからでしょうか、聴いていて落ち着きます。
6枚組というのには正直勇気が要りましたが、毎回違うディスクを選べる感じで手軽に聴けています。
曲もCMなどでよく聞く曲が多い気がします。
お値段の割には曲数も豊富で、入門編にはもってこいかも。
スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団 The Ultimate Japan Version [Blu-ray]
ビデオゲーム世代でもなければ原作コミックの知識もない一映画ファンとしての感想です。
監督のエドガー・ライトと言えばイギリスから「ショーン・オブ・デッド」「ホット・ファズ」といったオタク度の極めて高いコメディを送り出してきた人物。
どちらもゾンビ・ホラー、ポリス・アクション(Buddyジャンル)への愛着がストレートに伝わる快作でありました。
いずれも単なるパロディではなく、それぞれのジャンルにリスペクトを捧げた上でちゃんとオリジナルな作品に仕上げられていて十分な力量を感じさせました。
で、本作ですが数多あるコミックの映画化作品の一本ではありますが、いわゆる「ヒーロージャンル」ではなく「青春ラブコメ」的なノリが新鮮です。
特徴としては徹底的にマンガのフォーマットを映像化していることで、擬音や効果音などがコミカルなフォントで画面上に表示されたり、
アクションシーンなどでのスラプスティックな表現は「トムとジェリー」や「ロード・ランナーとコヨーテ」のテイストを実写化した雰囲気です。
こうした趣味性の強い表現はどうしても好き嫌いが大きく分かれるものですが、中途半端だと一気に白けてしまうところ。
ですが本作にはそんなてらいは微塵もなく、強気でゴリゴリと押し切ってまいります。
このノリを楽しめるかどうかには個人差があるわけですが万人のウケを狙うのではなく、あくまで作品のカラーを強気で打出す度胸には惹かれるものがあります。
主人公ニック・ピリグリムが一目ぼれしたラモーナの過去のお相手(7人)の挑戦を受ける物語自体は特に工夫があるわけでもなく、
正直「青春ドラマ」としての深みもそれほど感じられるものではありません。
そのあたりは同じオタク度の高い青春ドラマでもウェス・アンダーソンの「天才マックスの世界」などと比べると物足りないものがあるのも事実。
しかし、マンガはマンガと割り切って観る分には中々楽しめました。
バカバカしいといえば相当にバカバカしい映画ですが「真剣にバカをやる」ことって実は簡単じゃないんですよね。
マイケル・セラは役に合っていますが、ちょっと同じようなキャラが続いてタイプキャスト気味。
それよりも怪しげな存在感をまき散らすゲイのルームメイト役のキーラン・カルキンが断然光っております。
またうざいボスキャラとして「天才マックス…」のジェイソン・シュワルツマンが登場するのは◎。
それと主人公がインディーズバンドのメンバーということもあって音楽も重要な要素なのです。
やたらカッコいい音だなぁと思ったら、BeckやRadioheadのメンバーが楽曲提供という事で納得。
これはポイント高し。