ドラマCD 「孤独のグルメ」
6話収録、ということですが名セリフのある回、あの独特の哀愁を存分に味わえる回などバランスのいい配置になっていると思います。
個人的にはとても気に入り、昨日入手してから繰り返しずっと聴いているような状態です。
見所
・小山力也さんが中年、かついい男という井之頭五郎の役を演じきっています!
・原作にはかなり忠実です!あの原作の雰囲気そのまま。BGMも切なげで、ゆるい感じが心地いいと思います。
・ボーナストラックのジャ○ク○ウ○ーは抱腹絶倒!孤独のグルメの世界観が全力でブチ壊されてます(笑) 細かいところのネタも充実していて、製作陣は本当に孤独のグルメが好きでこういうことしちゃったんだろうなあ、と思わされる出来です。
BGMがてら作業の脇に流し続けるのもいいかもしれません。ちょっとおなかが減りますけど。
僕はファンとしてコレクション的に買った積りでしたが、よっぽど期待よりいい出来でした。皆さんお楽しみください。
花のズボラ飯
う〜む、面白い!
さすが、「孤独のグルメ」の原作者ですね。
くどいセリフ回しも作画の水沢さんの可愛い絵柄で良い具合に緩和されてます。
んだば2枚!これが夕食だしね!と方言混じりで一人ごちる主人公、花が
抜群に可愛い!(片付けが絶望的に下手くそそうですが・・・笑)
きっとご主人のゴロさんもそこにやられたか、と思いますね。
で、この本1巻と表記が無いのですが、2巻は出るのでしょうか?出来るなら長く続けて欲しい!
ウクレレ ウルトラマン
『ウルトラQメインタイトル』から『ウルトラマンの歌』『特捜隊の歌』へと続くオープニングで、僕らは一気に「ウクレレウルトラマン」の世界に引き込まれてしまいます。
編曲、演奏共に『Ultra Seven』『ウルトラマンエース』『ウルトラマンタロウ』が特に聴き応えのある内容に仕上がっていますが、僕としては『帰ってきたウルトラマン』のほんわかさがなかなか気に入りました。
ジャケットのデザインも秀逸で、なんだか本当にウルトラ兄弟が怪獣たちと共にしばしのバカンスを楽しんでいるような気がしてきます(笑)。
孤独のグルメ (扶桑社文庫)
貿易古物商を一人で営む主人公が、仕事の合間にたしなむ食事の体験談を描いた形をとっている、ごくごく普通の中年男性による食事体験記。タイトルにグルメとうたってはいるがグルメ漫画にあるような高級レストランをはしごしたり、産地特産の名物にターゲットを絞ったりというような格好付けた話ではない。ありきたりな食堂、売店の食べ物、ふらりと立ち寄った回転寿司屋など、庶民になじみの深い、どこにでもあるような「日常生活の中のグルメ」が描かれている。
谷口ジロー氏の繊細でリアルなタッチや、主人公の「ちょっと格好つけたいんだけど、ついつい地が出てしまらない、そしてなによりもおう盛な食欲に正直」な行動が、読者に親近感を与えてくれる。製鉄所のそばで焼き肉を食べた時「まるで俺の体は製鉄所、胃はその溶鉱炉のようだ」と表現し、さらに食い続けると「人間火力発電所だ」と表現がより過激になったり、夜食代わりにちょっとコンビニに立ち寄って食事を買おうとしたらついつい買いすぎて2000円近くものコンビニの料理を机の上に並べ、それを平らげつつも「俺……いったいなにやってるんだろう」と自嘲したりなど、実に人間くささがにじみ出ている。あくまでも「孤独」であって「孤高」でないのがほほえましい。
こんな食事の楽しみ方をしながら生きる生き方もいいな、と思わせてくれる、不思議な魅力を持たせてくれる内容ではある。本編連載時にはさほど人気が出なかったのか、色々細かい設定が用意されていただろうに、それを消化しきれずにシリーズは終了したもよう。石坂浩二か石田純一あたりに主人公を演じさせてドラマ化しても面白そうな気がする。
孤独のグルメ 【新装版】
いちいち憎い名セリフ及び名シチュエーションが多い!
ちょっと挙げるだけでも
・ここに並んだ大量のおつまみがすべておかずとして立ち上がってくる
・このワザとらしいメロン味!
・持ち帰り!そういうのもあるのか etc.etc
何人の人が読後に日本のどこかで同じ情景を味わい
そして再び孤独のグルメの魅力を噛み締めた事でしょうか
回転寿しを食べて
ラストの二枚・・・あれが効いたな
って(笑
一話一話に劇的な山場はほとんど訪れません(大山のアームロックぐらい?)
ですが”食いモノ”としては必須である”美味しそうな描写”は備えつつ、
必要以上に多くは語らないこのハードボイルドさ。
必ず読後に誰かと感想の共有化を求めたくなる、そんな素敵な一冊です
けど・・・どうやってそれを表現したら良いのか
何を言っても気取っているようで・・・
面白いです
ほんとに・・・これ