honey
CHARAは個性が強烈なので、ひとりではどうしてもディープな方向へ行ってしまうけど、
外部の制作陣と組むと不思議とポップな魅力が全開になるような気がします。
これまでの作品でいうと、「Junior Sweet」や「マドリガル」、そして前作「UNION」のように。
今作も大活躍中の蔦谷好位置やRadwimpsの野田洋次郎、亀田誠治などが参加し、
モータウンやアメリカン・オールディーズ、ラヴァーズ・ロックなど、「これでもか!」と多彩な曲調が並んでいます。
10代になる愛娘への作品ということで、思春期の切なさがいっぱい詰まった素敵なアルバムだと思います♪
テレパシー少女 蘭 1 [DVD]
なんて懐かしい展開ですかね。オープニングも良いですね。作品の感じに合っているかは微妙ですけど(*_*)なかなか二転三転なストーリーが面白いです。なにを言ってもこのストーリーは懐かしい!今更のテレパシーネタが良いですね。
闇からのささやき -テレパシー少女「蘭」事件ノート(2)- (講談社青い鳥文庫)
前の『ねらわれた街』がよかったのでこちらも読みました。
いろんな謎がでてきて、いろいろ考えながら読みました。蘭や翠、留衣などの会話のやりとりがとてもおもしろいです!
テレパシー少女 蘭 2 [DVD]
最初は本当にヤバイ予感しかしなかったのですが、この第2巻収録の第4話以降はかなり安定を
してきてます。
最初から、これでやってくれれば私個人的には今期の最高評価にこれを推すべきだったろうと
思えています。
その様な訳で、かなりのスロースタートで展開を始めた作品で、尚且つ、NHK独特のかなりの
健全路線の作品であるために作品評価はかなり分かれるのだろう事は理解できます。
しかしながら、健全路線で作品を組む場合の評価基準といえば、作品の骨子がしっかりしている
こと、この一点に尽きます。
正に主人公がテレパシーによって様々な人達の心の奥底を垣間見てその生活に関わる人間模様を
描く事がこの作品の骨子だと思われますが、どこをどう見ても、きっちり出来てます。
特にストーリーの組み立て方が実に素晴らしい。
盛り上げるべき所と静かに展開させるべき所の強弱にコンストラストが有り、猿と呼ばれて
コミカルに展開するべき所とシリアスに展開するべき所の使い方が間違っていないため演出効果も
高い。
なんと言いましょうか、アニメ作品の作り方の基本を忠実に実行しているのが分かります。
基本的には、こういう作品が好みです。