ライヴ・エイド★初回生産限定スペシャル・プライス★ [DVD]
ライブ・エイド。善意に満ちた忘れられない奇跡の一日。徹夜で見た私の青春。
愛すべきミュージシャンが多すぎて語り尽くせないので、一つに絞るなら、カーズのJUST WHAT I NEEDED、この1曲だけでも、買って良かった!亡きベンジャミン・オールが大写しになった瞬間、私はこぼれ落ちる涙を止めることが出来なくなった。88年にカーズが解散してからも「僕の時間を全部つぶしてもいいよ/君の寝言も構わない」と歌うこのシンプルでストレートなラブソングに一体何度救われたことだろう。どっしりベースを構えて歌うベンの周りを故意か偶然かフレームインしてくるお茶目なリック、左利きでかき鳴らすエリオットのギター。CDでは無理な、映像だからこそ見えるモノがここにある。THE CARSのボーカルは全てリック・オケイセックと誤解もあるがこの曲といい、80年代を代表するバラード「DRIVE」(このDVDでもエチオピアの飢餓の映像のBGMに使用)といいベンのボーカル曲はリックとはまた違った魅力だった。QUEENのようには今の日本で映像ソフトが手に入らないTHE CARSだけに、2曲だけでも動く彼らが見られて本当に嬉しかった。昨年はDURANDURANオリジナル5に胸がいっぱいになり、今年はボウイにウェラーが来日、ブライアンもスティングもU2もまたじき来日する。でもカーズにはもう会えないのだ。今、19年の時を経て自分があの頃のベンの年齢に近づいている。あの頃より世界は良くなったのか?少し社会の中で力を得て私たちは今、何が出来る?何をしている?このイベントを今見るとそんな思いにとらわれる。あの頃、胸を熱くしてライブ・エイドを見た方なら買って損はないです。奇しくも、JUST WHAT I NEEDEDはベンのこんな一声から始まります。”It’s good to see you again!”(また会えてうれしいよ)・・・ベン、私もあなたにまた会えて嬉しかった。あなたのことは忘れない。
グラミー賞グレイテスト・ヒッツ! VOL.1 [DVD]
レビュー拝見しました。そして不覚にも涙が溢れ出てしまいました。自分の事の様に感動しました。ありがとうございます。m(_ _)mMichael にもあなたの思い、伝わっている事と信じます。改めて…感謝致します。ありがとうございました。失礼します。
ファンタジー~パーフェクト・ベスト
アース、ウィンド&ファイヤー。何か古いイメージがあったので聴かず嫌いで、聴いてなかったんだけど、たまたまラジオで「september」を聴いたら、なまらイイ!ということで買いました。
内容はベストだけあり満足。全盛期の70年代の曲をチョイスしてあるとのことだが、全体的にポップでテンションがあがります!
モーリス・ホワイトを中心に、黒人特有の深みのある声が何ともたまりません。代表曲を揃えた1〜4曲目は特に秀逸。DVDでも彼らのライブやPVが見れます。
何曲か久保田利伸っぽいのがあって、彼も影響を受けているんだなぁと思った。また、4.ブギー・ワンダー・ランドを聴いていて、何かに似ていると思ったら、モー娘の「LOVEマシーン」にリズムが似ている。ライブを見たら、ポーズも真似ていて、つんくはこの曲に着想を得ているんだなと思った。
このように、多くの人に影響を与えた、音楽史に残る彼らの名曲は一聴の価値ありです!
Going Back (Deluxe Edition CD+DVD)
”Going Back”は、難病からの「生」への復帰、 そして「音楽」への復帰、 そして、「大好きだった音楽(ソウルミュージック)を回顧する」といういろんな意味が含まれます。
大半がモータウンサウンドですが、 一部、ダスティ・スプリングフィールドやローラ・ニーロ、
現在の、甘甘ソウルミュージックより、 はるかに、ソウルに富んでいた人びとの、 作品も含まれています。
さて、モータウンには、二人の名人職人ドラマーがいました ”パパジータ”ベニー・ベンジャミンと、”ピストル”リチャード・アレンです。
有名な、ドタバタドタバタの、「団扇太鼓」風のドラミングです。 それが、モータウンサウンドに荒々しさを加えていました。
今回のバックミュージシャンには、モータウンサウンドを支えたファンクブラザーズのメンバーが参加していますが、
デトロイトの終盤、ジミ・ヘンドリックスや、スライ以降の、
「クールなカッコよさ」がモータウンサウンドに入ってきた時のメンバーです。
でも、むしろ、本作は、原モータウンサウンドを追求しているようです。
「団扇太鼓」風な、洗練されない、ぐんぐん前に進むリズムにのって、
難病を克服し、自分の大好きな音楽を歌うフィルの喜びが伝わってきます。
でも、よく考えれば、フィルって、 1980年代、「世界で最も忙しい男」として、 コンコルドで、大西洋の両岸を往復していたとき、
彼の「団扇太鼓」風ドラミングが、一世風靡してました。彼のドラミングは、子どものころ、大好きで聴いていたモータウンから、
多いな影響を受けていたのでしょうね。
ともかく、音楽に一生を捧げた人の、音楽に一生を捧げたことへの、 喜びが伝わってきます。
こういう曲を聴くと、音楽は商品ではないことが実感できます。
デラックスバージョンには、 有名どころの曲がボーナストラックとして含まれていますが、
そうでないバージョンには、 ほんとに、「おつ」な曲が含まれています。
さらりと歌ってるんですが、 ホイットフィールド=ホランド ホランド=ドジャー=ホランド という、 モータウンの作曲チームの良さが、 よーく分かりますね。
曲が「強い」、そしてフィルの音楽への愛情が「強い」、 だから、派手なアレンジや、声を張り上げなくても、 心に響きます。
ベスト・オブ・フィル・コリンズ
結局なんだかんだ言っても、このCDに収録されている曲は絶対にどこかで聴いたことがある位にメジャーヒットばかり。3曲目の「イージーラバー」も、12曲目の「ススーディオ」のホーンセッションもかっこいい!!。歴史に残るグループ、ジェネシスでドラムもやってた彼がソロとしても成功した軌跡を存分に味あわせてくれるベストだと思います。
これが最初の人も、前からずーーーっとファンだった人にも彼の伸びのあるボイスを堪能できる最高のアルバムなのでお勧めっ。ま、男はルックスじゃないって事がよーくわかるはず。個人的にはこの選曲のライブ版が出たらまた買いそうだ。