ライフログのすすめ―人生の「すべて」をデジタルに記録する! (ハヤカワ新書juice)
ITの研究テーマとしても面白い、携帯電話やPCの延長線上にある未来の電子機器との関連あるライフログについて大御所が語っています。
序文がビルゲイツが書いている事実もこの本の価値を高めています。
ライフログに関心のある人だけでなく、ITに対して閉塞感を感じているいる人はこの本を見ると心が晴れるような気がしました。
マクルーハンがすべては自己の拡張といっていたことをを思い出しました。
トータル・リコール (文春文庫)
~面白かった!!"偽の現実"がテーマのP・K・ディック(アンドロイドは電気羊の夢をみるかの作者映画にもなった「ブレードランナー」)の名作短篇をもとに成った映画の、人気SF作家による長篇化。ってことで,映画をもとに長編化した事が気にくわなくて,全く期待してなかった。前半は,映画そのままで,後半の異星人のくだりがよかった。これをそのまま映画化~~して欲しかったな。映画自体は,SFというより,アクション映画になってしまっていた。~
EXITENTIALIST A GO GO
87年の作品。つまり僕はこのアルバムを23年も聴き続けていることになるんだなぁ
当時、幸宏さんと慶一さんは30代半ばで僕は19歳。ホッコリとして枯れた曲の数々に
「オトナってカッコいい」と思いながら。。。
僕にとっては幸宏さん、慶一さんのそれぞれのソロ・ワークでも(隠れた)最高傑作
廃盤は酷いなぁ。。。
参加メンバーは当然のようにYMO関係の布陣。サカモトさんはストリングス・アレンジ、
ベースは細野さんに小原礼さん、バッキング・ヴォーカルにサンディさん、そして
若き日の小林武史さんがキーボード(当時はサザンのバック・メンバーでもありました)
今のエレクトロニカの、しかも唄モノの始祖と言うべきアルバム。他のビートニクスの
アルバム同様に再発していただき、静かに継承されていくべきアルバムです
トータル・リコール [DVD]
何と言ってもP・バーホーベン監督のSF感とば暴力大好き描写が溢れています。同じ暴力描写でも北野映画のそれとは違って劇画的な描写が相違点です。それとS・ストーンの魅力にもやられました。だから観る時も最近はS・ストーンが殺されるところまでしか見ていないことがあります。そして悪役にはM・アイアンサイド。トップガンの教官役も演じてましたが、かなりわがままな性格で「ロボコップ」の悪役もオーディションで落とされましたがバーホーベン監督のラブコールで今回は起用されました。
シュワルツェネッガーも当時は彼の黄金期。「T1」の頃のようなセリフの少ない役でもなく果敢に新しいことに挑戦していました。また映画製作の「カロルコ」もこの頃は黄金期で次から次へと制作費の大きい映画を作っていました。制作費がふんだんにあったので細かいところまでSFチックになっています。火星に着けば「Mars Today」が売っていました。
原作は読んでないので分かりませんが、当時流行った「アイデンティティ」をテーマを巧みに取り入れていました。ストーリーはどんでん返しやひょっとしたらこれは現実でないかもという思わせぶりがあったりして、凝っていたのですがちょっと話にのめり込めなかった気がしました。
パピヨン ジェリー・ゴールドスミス作品集
映画音楽の巨匠、ジェリー、ゴールドスミス。
手がけた映画音楽は猿の惑星、エイリアン、ランボー、オーメン等々、とにかくハリウッド映画の音楽には欠かせなかった人物。
このアルバムは04年7月21日惜しくもなくなった75歳で亡くなった彼への追悼盤です。
オリジナルスコアを使用し、竹本泰蔵、現田茂夫、沼尻竜典など日本を代表する指揮者陣と日本フィルによる演奏で収録しています。
最新録音技術によりとても迫力のある音質なので、彼の音楽を聴くならこのアルバムがオススメです。
若干選曲に疑問があるので星ひとつ減らします。