2004 FIA F1世界選手権総集編 [DVD]
今年になって再販された2004年版です。記憶に新しいですがシューマッハ最後のタイトル獲得の年でしかもまさに圧勝です。彼の黄金期ともいえるドライビング、アロンソの台頭、地味ながらバトンの活躍、琢磨が表舞台にあがった年として見応えがありました。特に予選アタックの場面はV10時代であり迫力がありました。
シューマッハ-F1、プライベートのすべてを語る
『冷徹』『サイボーグ』『計算高い』・・・。M・シューマッハへのかくなる批判は本書によって立派に覆された。本書に登場する友人、知人、家族、そしてチームスタッフらを何よりも大事にする彼の姿からは、もはや世間通り一遍の批判は想像もつかない。なるほど、勝負至上主義であるからこそ、かくも人間的なのだ。
本書の魅力はそんな彼の魅力をつとめて上品に告白した事ではないだろうか。そこにはパパラッチ的『のぞき見主義』は存在しない。あくまでも勝負にこだわる人間であるが故の人間臭さを垣間見せる事に成功していて、最近にはない珠玉の一品だと思う。
表現者としてはこの上なく美しいフェラーリとドイツ人勝利至上主義者が、実は究極のリアリズムを追及するイタリアで融合したと言う事!に気付かされ、スポーツ文化の奥深さを再認識させられた。F1ファンだけでなく、すべてのスポーツファンとイタリア、ドイツ心酔者に読んで頂きたい一品です。
2000 FIA F1世界選手権総集編 [DVD]
以前、VHSで販売されていたものが、DVD化されました。ファンとしては嬉しい。
改めて2000年のシーズンを振り返ると、「隔世の感」。この世界の回転の速さを
感じます。バトンの初々しいこと!・・・いまこんな状況になるなんて夢にも・・・ですね。
ハッキネンのスパでのオーバーテイクや、バリチェロのドイツGP優勝など、見どころが
多い2000年シーズンですけど、やっぱり鈴鹿、なんでしょうね。このシーズンは。
収録内容はVHS時代と変わらず計130分でいまのものよりは短めです。まあこのくらい
が「適正」でしょうか・・・。
で、気になることが一つ。2層式のDVDなので、ご存知の方もおられると思いますが、
1層から2層に切り替わる瞬間に一瞬だけ「止まる」瞬間があります。この製品の場合、
それがフランスGPのスタート直後くらい。一旦/一瞬だけ停止した後、2秒後くらいに
また停止。その後問題無く再生はするのですが・・・。初めはトラブルかな?と思い、
アマゾンに頼んで交換してもらったんですけど、交換品でも同じタイミングで同じような
症状がありました。我慢できないほどではないですが少々気にはなります。・・ので★×4です。
2003 FIA F1世界選手権総集編 [DVD]
02年、03年に比べると1枚なので内容は薄いですが、シーズン自体は楽しいので00年から集めている方は買った方が良いと思います。00年〜10年中ナレーション担当者が唯一違います。
カプコンPCお得シリーズ ミハエル・シューマッハ・カート 2002 英語版・日本語マニュアル付き
ゲームの内容はそれほど多い物ではありません。車体の種類も、3つのクラス別に好きな色を選べるだけですし、コースに関してもそれほど多いとは言えません。
それならなぜ星4つなのか?それは完成度の高さです。今や必須条件でもある綺麗なCGはもちろん、マシンの挙動もそれなりにシミュレートされています。レースはクラス別にワンメイクで行われるので、本当にコースを攻略できていないと入賞すら困難です。ゲームモードは練習走行とタイムトライアルとレースの3つだけでとてもシンプルですが、下のクラスをすべてクリアーしないと次のクラスがプレイ不可能、その上レベルは結構高いので、数少ないコースでも完全クリアーにはかなりの時間を要します。これだけやりこみの要素があってお買い得価格で再登場していることを考えると、買う価値は十分にあると思います。
しかし、星を1つ減らしたわけもしっかりとあります。せっかくPCで発売したのに、インターネットで出来ることはゴーストのアップロード・ダウンロードだけは寂しすぎです。ネット対戦まで出来ると良かったのですが・・・。セッティングが出来ない所にも物足りなさを感じます。あと、若干操作反応にタイムラグが生じているような感じがしますが、ほとんど操作に支障は無いので大丈夫です。
このゲームでカートに興味を持ったなら、近くのカートコースにいって本物を体験してみるのもいいと思います。本物も経験したら、さらにハマリますよ。