ファストフードが世界を食いつくす
埼玉県深谷市のハードカバー本の読者から翻訳への懸念が表明されていましたが、楡井浩一さんの翻訳はとても読みやすく、いい訳書と思いました。とくに環境問題に関心の薄いわたしも思わずひきこまれ、どきどきしながら読みました。米本国であれだけ売れたのも納得の良書。多くの人に読んでほしいですね。
本当に怖い「ケータイ依存」から我が子を救う「親と子のルール」―最新ケータイトラブルの実例と解決策 (Como子育てBOOKS)
著者が、子どもたちのケータイ利用の実情をとてもよく調べていることが分かります。利用時間、頻度のみならず、どのような気持ちでケータイやケータイサイトを利用しているのかというところまで。とても参考になりました。
そして、そこから考え出された、”ケータイ依存による深刻なトラブル”から子どもを救う、「親と子のルール」も、具体的で実用的。
例えば、
「ケータイを使う時間の制限は、親と子のケータイルールの基本です。夜10時に就寝であれば、ケータイ利用は9時30分までにするべきでしょう。これだけでも、ケータイをいじっていて子どもが寝不足になることは避けやすくなります。
ただ時間を制限するだけでは不十分です。近くにケータイがあれば、子どもはどうしてもケータイを使ってしまいます。そこで、「家ではケータイをリビングルームで使う」という、ケータイを使う場所を制限するルールが必要です。
すぐにメールを返信しないと友達からひんしゅくを買うのではないかと、子どもは心配するかもしれません。
しかし、「家のルールでケータイはリビングで10時までしか使えない」とルールがあることを言っておけば、友達もしかたないと思うものです。(一部抜粋、引用)」
子ども達の実情(友達関係など)まで、よく考え、対策が練られています。
ここまでよくできた本は久しぶり。子どもにケータイを持たせる前に是非とも一読すべき本です。
ほんとにあった!呪いのビデオ20 [DVD]
様々な霊現象を捕らえてきた作品だが、最近のものは衝撃的なものが少なくなってきた。
この作品も、恐怖を求めるには優しすぎる気さえする。
ただ、最後に収録されている「チェーンメールに添付された映像」は、幽霊とはまた別の次元の恐怖を感じられた。
本当に怖いのは何か?
これを訴えているように思える。
久々にゾッとする映像が見れて、あぁ夏が来たなぁって思えた。
霊的な恐怖を求めるなら、ほかのナンバーをオススメするが、現実を見据えた恐怖を感じるなら、これほどの作品はないだろう。
最後に編集の面で見た感想は、『ほんとにあった呪いのビデオ14』の演出と比べると、全くと言っていいほど恐怖を感じない。
視聴者が混乱しないように、との編集側の考慮かもしれないが、私個人としてはもう少し頑張って欲しいと思う。
GNネットコムジャパン Bluetoothステレオレヘッドセット Jabra CLIPPER CLIPPER
言うまでもなく私見となってしまいますが。。。
(付属のヘッドフォンはどれも使用したことがありませんので評価対象からはずしてあります)
(1)Jabra Clipper
◎ デザイン。クールで完成度が高いです。Clip式が◎。Yシャツの胸元装着に最適。
◎ ノイズレベル。BT機器としては十分低いレベルです。
◎ 操作性。見なくても手探りで扱える操作性。
△ 音切れ。胸元に装着して、iPhoneをお尻のポケットに入れるとかなりの頻度で音切れします。
△ マルチペアリング。可能なのですが、マルチペアリングした機器のどれと繋ぐか選択できません。
◎ コストパフォーマンス。
○ iPhoneのメール着信音。遅延が少ないせいか、しっかり聞こえます。
(2)Jabra BT3030
○ デザイン。DogTag型デザインはクールです。チェーンで使うと配線がチェーンと絡まります。
△ ノイズレベル。ノイズは確実に聞こえます。一世代前の感が否めません。
○ 操作性。見なくても手探りで扱えるかもなぁ・・・
△ 音切れ。胸元に装着して、iPhoneをお尻のポケットに入れるとかなりの頻度で音切れします。
△ マルチペアリング。可能なのですが、マルチペアリングした機器のどれと繋ぐか選択できません。
○ コストパフォーマンス。
△ iPhoneのメール着信音。遅延がやや多いせいか聞こえない。ただしノイズレベルが変わるので判別できなくはない。
(3)SonyEri MW600
◎ デザイン。高級感があります。Clip式が○。近々白が出る?
◎ ノイズレベル。BT機器としては十分低いレベルです。
○ 操作性。音量調整のスライダー方法に慣れるには結構時間が必要です。
◎ 音切れ。ほぼ実用上で発生しません。
◎ マルチペアリング。MW600から接続する相手を選択できます。
△ ELディスプレイ。格好いいのですが、胸元にClipしていたら着信相手を確認したりは現実困難でした。
△ コストパフォーマンス。
× MW600の一番の弱点でしょう。iPhoneのメール着信はまったく聞こえません。
iPhoneユーザである私自身が今から買うなら・・・
Jabra Clipperに1票ですね!
サイコ・キャンディ
鳴り物入りでデビューした85年の1stアルバム。
激しいノイズのかかったディストーション・ギターが、やたらかっこよく感じられる時と、逆にただ演奏全体の貧弱さを轟音が覆っているようにしか思えない時があって、聴く自分の状況で随分と印象が違ってしまう一枚ではある。また1曲単位で聴くと、気持ちいいが、全体を通して聴くと途中でだれる事が多いのも事実である。
ただこのアルバムをリアルタイムで体感し、ライヴなどに参加できていたとしたら、おそらく相当に刺激的で画期的なイメージを抱いたことだろう。本来、グラスゴー出身というのが納得のメロディ重視のソングライティングを基調としながらも、それをドラッギーでグラマラスな危険な音楽に仕立ててしまった彼らは、やはりロック史の中で一つの流れを築いたといっても過言ではないだろう。まさにタイトルどおりの毒入りキャンディポップという新たなるジャンルだった。
なお、この1stのみドラマーに、プライマルのボビー・ギレスピーが参加している。多少遅れ気味かつ比較的単調なズンドコドラムは、このアルバムのサイケ感を増幅する妙味となっているので、見逃せない部分だろう。バンドの力量に対して、背伸びをしていないところが、このアルバムの最大の成功点なのかもしれない。