「世界遺産」の真実---過剰な期待、大いなる誤解 (祥伝社新書185) (祥伝社新書 185)
「世界遺産検定」というものができた時から、これは一体何のためにできて、誰が受けるものかと思っていた。この著者は、その検定で世界遺産マイスターを取得している奇特な人である。そんな人が書いたものを読めば、どうしてそんな検定試験ができたのかが理解できるのかと思って読んでみた。
実際に世界遺産とはどういうものなのか、どうしたら世界遺産と認められるのかをよく分かっている人は滅多にいないと思う。少なくとも私は分かっていなかった。本書を読んで、世界遺産に興味を持った。単なる有名な観光地になる早道だと思っていたが、どうやらそうでもないことも分かった。そこには、文化、歴史、文学など深い意味があることに私は共感した。私は言語と文化に大いに興味があるが、世界遺産に少し「のめりこんで」みようかと思ったりもしている。
世界遺産って一体何?と思っている方、是非読んでみるといいと思う。
世界遺産 日本編3 (白神山地/白川郷・五箇山の合掌造り集落) [DVD]
10月に飛騨高山方面、白川郷を旅したので記念に購入しました。
TBS制作の世界遺産は映像が美しく場面の構成や編集にセンスがあると
思います。
白川郷も十分に日本の文化遺産の雰囲気を楽しめます。
合掌造りの屋根から水蒸気が上がっている場面など雰囲気を高める
映し方であり情景が伝わってきます。
風土に合った土地のもの自然物を工夫して造りあげられた
合掌造りの歴史がよくわかる内容であり、自然と向き合って暮らす
里の人々の自然と共生してきた様子を実感できる内容だと思います。
養蚕や鉄砲火薬の原料を屋根裏や床下で作っていた歴史も
興味深く見ることができました。
冒頭で紹介される「白水の滝」にも行きましたが
対向車とすれ違うことが難しい狭く険しい山道を30分くらい要して登り
到着した滝を望める展望スポットから映した映像かなと思いました。
実際に見た映像がDVDに残ることは大変記念になりました。
映像のままの光景で迫力ある滝でありながら
水の純度の高さが伝わってきます。山道では飛騨地方に多く
生息されている栃の木に迎えられました。
白神山地の方は自然遺産で
ヤマゲラを始めとし、多くの動植物が生息しており
こちらも自然の大きさを実感でき貴重な自然遺産を大事にして
いかなければならないなぁと素直に感じられる。
雨が降り幹を伝って地面に染みこんでゆく雨の光景が
優しく映る。
歴史も楽しめ自然の風景では癒されるDVDだと思います。
nanoblock 白川郷の合掌造り
見た目よりは作るのが難しかったです。
難易度は1ですが、実は中が空洞で屋根が浮いているため、
屋根の初めの部分を組むのが初心者の私にとっては少し難しかったです。
とはいえ完成まで1時間掛かっていないので、他のnanoblockと比べて簡単な方だと思います。
パッケージを見たときは「少し安っぽいデザインかな」と思っていましたが、
作り終えて改めて見るとなかなか可愛らしく、良いデザインに感じています。
屋根から覗く中の造りも結構細かいので、色々角度を回してみると面白いです。