外交官 黒田康作の秘密
映画から始まって『絶対、続きを見なきゃ』と思った作品で待ちに待ってこの本を手にしました。黒田は秘密の多い人物で、これをじっくり読むことで、さらに深く知ることが出来ました。しかし!読んだがためにまだまだ知りたいことが増えてしまったのも、事実です。
早く映画の続編が見たいです!
外交官 黒田康作 DVD-BOX
キャスティングはとても良かったです。織田裕二さんは陰の部分を背負った役が物凄く上手い。柴咲コウさんもイメージとは異なる新鮮な役柄でした。夏帆さんもキャリアのある俳優さんに囲まれた中で自分のベストを出してるのが感じられたなぁ〜。香川さん、草刈さん、萩原さん、近藤さん…皆さん、「さすがだなぁ〜」って感じでした。如何せん、筋立てが悪かった。謎が徐々に解き明かされていく中で、事件の発端の設定から「う〜ん…」。判っちゃいるけど、前作の映画編から見てのスケールダウンもやっぱり「う〜ん…」。未見の方はレンタルで相性を確認してからの方が宜しいかも。
BEST OF BEST~20th Aniversary~
100人聴いて100人が「絶対的に巧い!」と感じる音楽や歌もあるかもしれません。
そういう音を楽しむのも、ひとつ。
だけど個人的には音楽は感性のものだと考えています。
技巧は二の次です。
自分自身、歌の巧い下手を語れる技術も耳も持っていませんし。
聴いていて、心が穏やかになる、揺さぶられる、感情が込み上げる、励まされる……。
織田さんの曲は私にとってそういう存在です。
CDを聴くだけで涙が溢れるなんて、織田さん以外では経験したことがありません。
欲を言えばもっと曲数が入っていればうれしいですが、PV集がとっても素敵だったので、その点を差し引いても星5つです。
外交官・黒田康作 オリジナル・サウンドトラック
ドラマそのものはいまいちだが、サントラ出来は良い。
曲の並べ方が上手いサントラだ。オープニングカットに
始まる曲から、劇中におけるの黒田の追跡シーン、大垣
利香子のコミカルなシーン、二転三転するサスペンス、
そしてエンディング主題歌までの流れが構築したサントラ
になっている。劇中で流れる一連の曲、尺の短い曲まで
ほぼ聴ける。
木曜劇場は不毛地帯あたりから迷走中みたいだが、
劇伴に関しては、この黒田も豪華仕様らしさは出ている。
脱線者 (朝日新書)
織田裕二って、どんな人だろう?
彼の俳優としての存在感は、きわだっている。
「その魅力は、何だろう?」と思い続けていた。
柴門ふみ原作「東京ラブストーリー」のカンチは、やっぱり、ドラマが良かった。
「振り返れば奴がいる」で、彼の演技力に魅了された。
「お金がない!」で、彼の俳優としての存在に夢中になった。
この本は、とっても読みやすい。
彼の話を、そばで聴いているような気がする。
ドラマの制作現場でプロデューサーや監督に、「積極的に自分の考えを伝える気持ち」が、彼の俳優としての存在感を輝かせているように思った。
決定権のある人に対して、自分の意見を言える人は、どんな社会でも、そんなに多くはないんだよね。
責任者の前では、「しょうがない」と思って、従っている人が、いかに、多いことか…。
織田裕二は、演じる役に責任を持って、表現しているようだ。
この本から、彼の内面的な思考を読み取ることができる嬉しい一冊。
挑戦する俳優・織田裕二の魅力を味わってみませんか。