Transylvanian Hunger (Dig)
mayhemと肩を並べるブラックメタル界の皇帝的な存在。このアルバムは、Darkthrone初期のアルバムの中では一番入り易いアルバムでないでしょうか。メロディ的には、雪の降り積もった誰もいない森林、日の届かない地下に閉じ込められたような、非常に冷たく寂しい感じをうけます。サウンド的にはアンダーグラウンド臭の漂うプリムミティブ・ブラックといったところです。ブラックメタル初心者には不向きだと思いますが、Darkthroneに興味を持った方にはこのアルバムをお勧めします。
Panzerfaust
はっきり申し上げますと、このアルバムはよいですよ。
なんか避けられてるんですけど。
ダークスローンが好きという人がいてもしこれ聴いてなかったら、買って聴いてください。ヤバイです。ということはないかもしれません。
4枚目で、勝手に三部作とか言われて完結させられてしまった可愛そうなダークスローン。Moonfogに移ってしまったことがきっかけかも。
というか4枚目を最初に聴くのであれば、この5枚目聴いた方が絶対にいいですっ。
4枚目だけでDARKTHRONEは語れませんから。影響力は凄いですけど。
でも、こうしていろいろなバンドの音を聞いてるとこれは2nd的、これは3rdの音、あれは4thよりかなという、それぞれのアルバムが様々なバンドに影響を与えていることは事実ですし、4枚目に影響されているバンドもたくさにますね。あえてこのアルバムを一言で表現するならば、このアルバムは2ndと4thを足して2で割って、新しい味付けをしたものと思います。
ごめんなさい、少し脱線しました。
でも、やはり、ダントツに2枚目のA BLAZE IN THE NORTHERN SKYです。
2ビートで上手に疾走感だすっていうバンドはダークスローンしかいないですね。