僕たちの戦争 完全版 [DVD]
天才20歳上野樹里がまたまた七変化というか色気たっぷりな濃厚な演技を見せます。
どの他の作品観ても色気とは程遠いのですが、この作品では逆にそういうのが得意、
と思わせるほどでまたまた天才ぶりを見せ付けます。
僕たちの戦争 (双葉文庫)
これはとてもおもしろく、そして考えさせられる作品だ。
ストーリーはサーフィンをしている現代の19歳の若者健太と、1944年太平洋戦争中の霞ヶ浦練習航空隊で飛行訓練をしている吾一という若者が、タイムスリップで入れ替わってしまうというもの。
この2人の若者はほとんど一卵性双生児のように似ており、周囲も別人だと気がつかないほどである。そしてこの2人がそれぞれの時代で自分たちを取りまく状況に戸惑いながらも、必死にサバイバルのように生き抜いていく展開になっている。特に現代からきた健太のほうは、戦時中なので毎日理不尽なシゴキにあったり、人間魚雷回転で死に行くための訓練をするという事態にあう。
この作品のポイントは、過去と今の若者2人を置き換えることで、当時と現在という時代の持つ意味を、より鮮明にそして解りやすく知らしめたのではないかと思う。
現代の渋谷にきて叫喚地獄を味わう吾一。彼は思う、これが自分たちが命を捨てて守ろうとしている50年後の姿か?と。一方、健太が鴨志田とともに文子の家にいき、もてなしでふかしたサツマイモ、乾パン、石炭のかけらのような砂糖が出される。物資が乏しかった当時の精一杯のごちそうなのだ。しかし2人は手をつけずお茶だけを飲む。このシーンだけでも、二つの時代の深刻な問題の対比がわかると思う。
この平和な時代が、多くの犠牲を出した戦争を経て今あるということを、しみじみと感じさせてくれる作品。コメディチックな部分もあり、考えさせられる言葉もあり、泣かせるシーンもありお買い得です。
ぼくらの七日間戦争 [DVD]
わたしが中学生の時の映画でした。ものすごく思い入れがあります。
当時、この映画のせいで、同じような子供の立てこもり事件が起こった記憶があります。
わたしの当時の、大人への反抗の気持ちともとてもマッチしていました。
宮沢りえちゃんのデビュー当時のフレッシュな魅力が楽しめます。
また、小室哲哉さんの音楽もよいです。
途中で流れる、TM Networkの「Girl Friend」は木根さん作曲ですが、場面にマッチしていて泣けます。名曲だと思います。
また、中学生の恋・友情・・・など、当時の心境を思い出します。
いろんな意味で、わたしの人生にとって大切な映画の1つです。
お勧めです。
僕たちの好きなガンダム 一年戦争徹底解析編 増補改訂版 (別冊宝島 1388)
増補改訂版はいい感じに、まとまっていると思います。
最初にカラーページで、
※MSイグルー(1年戦争秘録第1話〜3話)(黙示録第1話〜3話)
※機動戦士ガンダムの時代背景(ファースト・第08MS小隊・ポケットの中の戦争・スターダストメモリー・逆襲のシャア)
U.C.0079〜0093までの歴史が見やすい年号の表になっています。
白緑ページで
※機動戦士ガンダム 劇場版(1・2・3)のストーリー、MSやキャラクターの見所が描かれています。
また、TV版限定のMS(旧ザク・ギャン)やキャラクター(シャリアブル・ドアン、他)など解説ています。 【22ページ使用】
※機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリー(1話〜13話) 【38ページ使用】
※機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 【8ページ使用】
※機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争(1話〜6話) 【20ページ使用】
※機動戦士ガンダム 第08MS小隊(1〜11話・ラストリゾート・ミラーズリポート) 【36ページ使用】
各作品ごとストーリーや名場面、キャラクター・MS・MAの説明やエピソードなど事細かく書かれており読み応えあり、
何度も繰り返し読んでも飽きないです。
機動戦士ガンダムU.C.シリーズファンの方にお勧めです。
僕らの夏の夢/ミューズ
タイトル曲は映画・サマーウォーズのエンディングを飾っています。この映画のことをずっと憶えていたくて、CDを買いました。この曲を聞いていると、こんなシーンが思い浮かんできます。(ごめんなさい、映画をみてない人には何のことかわからないかもしれないけど、正直な私の感想デス)
ハンドルを握る健二。上信越道を走っていると長野の山々が見えてくる。バックシートには夏希。その隣には小さなチャイルドシートが。健二たちは栄おばあちゃんの法事に向かっていた。法事とは言っても、またお祭り騒ぎになるんだろう。今年は新しいメンバーも加わるからいっそうにぎやかになりそうだ。苦手な酒にも、この時ばかりは付き合わない訳にはいかない。万助おじさんの語る武勇伝、主役の健二がしらふでは盛り上がりに欠けるというものだ。チョット気が重いけど、でも、楽しみでもある。上田菅平インターが見えてきた。もうすぐ夏休みが始まる。
映画の主題歌なんですが、映画そのものというよりも、主人公たちのその後のストーリーが見えてくるような、素晴らしい余韻を残してくれる名曲です。達郎さんの曲は前から大好きでしたが、今回は映画作りに加わって、いい仕事をされたと思います。映画の監督さんが達郎ファンだということですが、単にファンだから頼んだと言うことではなく、達郎さんのイメージを伝える能力を必要としていた、必然的な選択だったんだと感じました。