NHK少年ドラマ・アンソロジーI [DVD]
1972年の年明け早々に放映され5年生だった僕らのクラスのほぼ全員が観ていた最高傑作。日本全国の現アラフォーからアラフィフの人には絶対思い出ともよべるコンテンツでしょう。ああそれにしても全話もう一度観たい。しかしタイムトラベルなしにあのころに戻れないという仕掛けの中に僕らもみんな組み込まれていたのでしょうか?ある意味すごいドラマです。現実と思い出との境界があいまいになってきます。
タイム
「軟派のファン」としては、『アウト・オブ・ブルー』『ザナドゥ』そしてこの『タイム』を推薦します。これは、ポップ音楽に残る名盤だと思う。
「タイム・トラベラー」も名曲です。
未来はどんなに素晴らしい所かと来てみたが、こんな所だとは思わなかった。いっそ1981年に戻りたい・・・・。
81年のアルバムでこの歌詞は、泣かせます。
おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)
「鶴田謙二」
絵柄、作風、ともに好きな漫画家なのであるが、
「完結させない」(できないのか?)漫画家であるので
そういう意味であまり好きではない。
(同じ理由で冬目景もすきではない。)
今回のは原作がある、1巻だけということで
まあ大丈夫だろうと思って買ったのであるが、
正解であった。
不思議な力(あえて書きません)を持った少女と
フェリーで会話する少年。
その力はいったい何なのか?
それは「思い出」何のである。と締めくくられる。
必要なことなのかどうは分からない。
しかしあったら良いものであることには違いないと思う。
「数時間一緒にいても、数十年間一緒にいても
好きだったという思いは私にとっては同じことなんだもの」
これがこの作品のすべてであると思う。
しかしその力をもたないわれわれとしては
同じことではない。だから悩み、苦しみ、決断をしなければならない。
SFの奥の深さをまたも鶴謙に教えてもらった感じである。
タイムトラベラー きのうから来た恋人 [DVD]
文明の進歩から取り残されて育った純朴な主人公(しかし天才発明家の父に育てられた彼は語学万能で護身術にも長けダンスはプロ並みの腕前)と現代を生きる人々とのジェネレーションギャップ?を描いた心温まるラブコメディ映画。生まれて始めて見る空や海、雨にすら感動してしまう彼の姿が、古き良き時代に忘れてきてしまった大切な何かを思い出させてくれること請け合いです。脇を固める俳優陣も素晴らしいので、ブレンダン・フレイザーファンではない人にもオススメの一本です。