胸キュン90's ~ひとりで聴きたい恋の唄~
ちょっと最近見つけた1枚です。
avexさんとの共同開発と言うことで所属のartistの比重が多いのは仕方が無い事ですが、それでもこの時代を駆け抜けて行った私には懐かしくも思い出のある楽曲ばかりです。
聞く方によって好みによって良し悪しの評価が分かれそうな楽曲集ですが、それでも聞いてみる価値がある感じです。
crystal (完全限定盤)
昔からのファンで、復活を待ち望んでいました。
CD帯に「最高傑作」と書かれていますが、
決して大げさではありません。
myspaceで試聴した時は、バラードばかりな印象がありましたが、
CDでフルで聴くと、どの曲もとても完成度が高くて、
限定盤にしたのがもったいない、もっとみんなに聴いてほしいと思いました。
発売日に購入しましたが、未だに毎日聴いていて、全然飽きません。
歌唱力もレベルアップしてるし、shela作詞の2曲も最高です。
はやく次のリリース情報が出てほしいです。もうすぐ10周年ですしね。
ばかもの [DVD]
2010年末に劇場で観てきました。
大学生の「ヒデ」と、彼を翻弄する「額子(がくこ)」
一組の男女の10年越しの愛の行く末を描いた作品ですが、物語はいたって単純です。
また、登場人物たちのセリフや演技も、ちょっとぶっきらぼう過ぎるほどです。
だからこそ、なのかもしれません。それぞれの感情が観客である私に直接伝わってきて、痛いほど打ちのめされました。
誰でも陥りうる人生の中の小さな過ち、理不尽な運命。そして、気付かないほど徐々に心を蝕んでゆく喪失。
ヒデと額子は長い時を経て再会を果たしますが、それからの小さな希望の日々をいくら重ねても、きっと取り戻せないもののほうが多いのだと思います。
それでも、この「ばかもの」というタイトルには、言葉では説明できない愛情のようなものが込められており、なにか自分の人生を大切にするためのヒントを得たような気持ちになります。
そうそう、エッチなシーンも結構期待していいと思いますよ(笑)
DVD発売が楽しみです。
hon-nin列伝 セキララなオンナたち (本人本)
インタビューの面白さ自体は「hon・nin」発刊時点でかなり話題になっており(特に麻生久美子。これには載ってないけど内田有紀もすごかった)、その都度立ち読みしていたので、まあ、内容はその通り。
5人で1冊って少ないんじゃないかなぁ、確かに一人ひとり、ものすごく濃い内容だけれども。もう少し集めたほうが(せめて、同じく吉田氏の「元アイドル!」ぐらい)お得感、「とっておきたい」感が増したのではないかしら、と思いましたので少し星下げときます。
内田有紀 パーフェクト・ベスト
意外にも歌手活動は迷走していた内田。キングは本気で中山美穂に続くトップアイドルに仕立てようとしていたものの、意外なアニメ声といい、チャーミングではあるものの、「こなしているだけでいっぱいいっぱい」で、「幸せになりたい」あたりを境になんとなくフェードアウト。小室哲哉の楽曲の後で、奥居香の曲をシングルに切るとか「古いなあ…。これじゃ売れないだろ。」とか当時は思いました。案の定というか…。本人のやりたいことと、世間が求めたものがズレていき、歌手活動も終焉。典型的なアイドルの終わりかたなんだけど、93年〜95年くらいまでは紛れもないトップアイドルだったから、なんとなく寂しい気がする。