111 Years of Deutsche Grammophon
私も、2ヶ月、待たされ購入しました。
全部、聴いていません。が、昔の名演が素晴らしい。
具体的には、サバータのブラームス4番、フリッチャイのシュトラウス、
ヨッフムのブルックナー4番、フルトヴェングラーのシューベルトの9番
これだけで、もう元を取った感じです。
ブラボーミュージック
いいっす、これ。たのしいですよ。
でもテンポの変わり目がわかりにくいのでちょいムズ。
そのため隠し曲の半分以上がだせない・・・
あと曲がちょいとマイナー・・・
でも買って損はしないとおもいますよん♪
奇跡のニューヨーク・ライヴ
たぶん、実演は凄かったのでしょうけれど、ディスクになっちゃうとどうしてこうソツの無い演奏に聴こえてしまうのでしょうか。それと、最近の小澤さんはなにか焦っているような感じがします。テンポがちょっと速めで落とすところが落ちきらないうちに先へ行ってしまう感じがします。(例えば4楽章展開部後半やコーダに入るところなど。)前の松本の方がずっとおおらかな演奏だと思います。自分に時間がないと感じて、それが音楽にも出てしまっているのかな。
また、録音が×。量子化歪バリバリでフォルテの弦が頭の中でノイズを飛ばしまくります。最新録音ならもっと素直な音に録れたはず。(製盤が悪いのか?まさか後からSACD出して2重に儲けようという魂胆じゃないでしょうな。)
my Classics2
クラシックに興味を持てたのは平原綾香のお陰!といっても過言ではないくらい、このシリーズに影響を受けました。
気になって原曲を聴いてみたら、よくこれに詩をのせたなあーと、まずは感心。多分、このアルバムを聴いたのと聴いてないのとではクラシックの楽しみ方が違うんじゃないかなと思います。
付属のライナーノーツ片手に、彼女がどんな方向からこの曲を解釈したのか、彼女にとってどんな曲なのか、理解しながら聴くのがとても楽しかった!
私に専門的な知識はないけれど、前作より今作の方が世界観が広まってて、歌手の力量、クラシックの底力を、余すことなく表現した一枚になってるように思いました。
前作は物寂しい感じのが多いのに対して、2は明るくはじけてる感じが全体にあって、個人的に好きです。
なんといっても、やっぱり平原綾香さんの声はすっと耳に入ってきます。小難しいことは置いといて、彼女の心地良い歌声に身を委ねてみませんか?
ジャン・クリストフ 1 改版 (岩波文庫 赤 555-1)
あまりにも繊細で情熱的な性格故に,周囲に対して寛容に接することが出来ず,徐々に孤独になってゆく孤高の天才ジャン・クリストフ.
自分の演奏を真剣に聞かない無知で傲慢な聴取に対し練習曲を弾きこう叫ぶ
「君たちにはこれで十分だ」
そのような事を行う彼の演奏会にあるとき人がほとんど入らなかった.だが彼は負けずに言い放つ
「素晴らしい,これで私の演奏が良く響く」
そしてこの彼はこのような言葉で最後を迎える
「他日われは新たなる戦いのためによみがえるであろう」
『いずれの国の人たるを問わず、苦しみ,闘い,ついには勝つべき,あらゆる自由な魂に捧ぐ』
この冒頭の作者の言葉は時代を超える普遍性を秘めたものだろう.