星方天使エンジェルリンクス VOL.5 [DVD]
美鳳の謎は深まるばかりだが、美鳳自信はまるで気にしていない様子。今回の海賊退治は、任侠モノの如く、美鳳と愉快な仲間達が敵の本拠地に殴り込みをかける。TAO使いサイラスのCVに置鮎 龍太郎さん。レオンの趣味の良い屋敷も拝見できる。 続いて第九章は、ヴァレリアが主役。ヴァレリアのアインホルン帝国時代の元カレ、ロレンスが現れ、あるモノと交換に帝国のポストを約束するが・・・・ ロレンスのCVは、若本 規夫さん。声に負けじと顔も濃いロレンス。 ロレンスの部下イィのCVは田村 ゆかりさんがやっています。ドゥーズのセリフにも注目。
星方天使エンジェルリンクス DVD-BOX
セルアニメーション末期の隠れた佳作が廉価版Boxで再登場。
ライナーノーツにもあったが、今なら「ライトノベル原作」で「萌えるヒロインが主役」だと売り出していたかも。萌えブームの少し前故に生まれた、客に媚びずに凛とした強さと歳相応の可愛らしさを兼ね備えたヒロイン・美凰の魅力をまず推したい。
そして肝心の物語は、魅力的なサブキャラとゲストの織り成す1話完結の前半から、美凰自身の秘密を絡めて怒涛の展開の連続話の後半になだれ込む。1クール作品にしては濃厚かつせっかち過ぎない構成を楽しんで欲しい。
作画面では近年の西田亜沙子氏の濃ゆい画の原点が垣間見えるのがポイント。各話作画監督による「俺作画」の違いが顕著なので、そこら辺も面白いと思う。
Box商品としては描き下ろしの少なさとブックレットのアッサリ加減がやや不満だが、本編の面白さとは無関係なので星五つ。サンライズスタンダードを是非味わって貰いたい。
EMOTION the Best 星方天使エンジェルリンクス DVD-BOX
WOWOWのノンスクランブルの時から好きな作品だったので、今回の廉価版嬉しい限りです。
(商品の仕様は2006年のDVD-BOX版と同じものです。)
久しぶりに観ても最後で泣いてしまった作品。 キャラもストーリーも変に媚びてなく、最近のアニメには無い部分が新鮮で逆に楽しかったです。
(やや後半部分が駆け足な展開が賛否両論ですが、ブレてはいないはずです。絵は一定のクオリティを保ってます。個人的にキャラデザの方の回は女性キャラに見ごたえありです。)
また今では「フェイト・ステイナイト」の監督さんの作品だったので、最終回の演出にも「観て良かったな」と感じました。
(同時期に観ていたので嬉しい誤算でした。)
古い作品ですが、観る価値はある作品だと思います。(時間とお金の余裕があれば是非オススメします。)