ペリーヌ物語(11) [DVD]
自分が孫だと知らせることなく、祖父と同じ家で暮らし始めた
ペリーヌ。
祖父は、ペリーヌの父親である、自分の息子の帰りを待ち続けて
いて、もしも、自分が孫だと告げることは、父親が亡くなった
ことを祖父に告げることになるからと、自分が孫であることを
隠し続けるペリーヌの姿が感動的です。
世界名作劇場・完結版 ペリーヌ物語 [DVD]
取り敢えずガールズセレクションで買ったのでレビューします.
いきなりマロクールから舞台は始まるので,原作の雰囲気は味わえないと期待はしていませんでしたが,素晴らしい編集が施されていて,個人的には大満足でした.
欲を言えば…二枚組ならなあと言う所で星ひとつ削りましたが…多くの人に観て欲しい作品です.
絶対泣けますから.
少女小説から世界が見える
著者の前作『英国レディになる方法』での、子ども時代、少女時代の簡潔で的を得たまとめに感心していたが、本書ではそれらの具体的で詳しい内容をたっぷり味わった。一群の少女小説とその作者を、歴史・文化的コンテクストの中に置き、そこから見えてくる読みの可能性は、刺激的で、思わず引き込まれた。今の私たちと確実につながっていることも確認した。難しくなりがちな記述もなるべく平易に書こうと努力している姿勢、コラムをうまく使っていること、詳しい索引など、作者の愛情がたっぷり注ぎ込まれた本である。今年読んだ中で最高!お薦めします。
フジテレビ 世界名作アニメ主題歌ベスト
有名アニメである「ムーミン」や「ハイジ」をはじめ「世界名作劇場」で放映されたアニメの主題歌(アイドル歌手の歌った曲もあり)をベスト集として収録されている
さらに別売りでCD内に収録された曲の楽譜もあり「世界名作劇場」ずきなひとも満足できるのでは
残念なのはベスト集であるからか世界名作劇場の主題歌全てが収録されていないことか
ペリーヌ物語 (竹書房文庫―世界名作劇場)
テレビアニメが放送されて、先日も映画バージョン(後半の物語)が放送されていました。
おじいさん(父方の祖父)に会うため、遠くインド(母親がインド人)から、まだ写真撮影が珍しかった頃、それを商売にして、お金を稼ぎながら、旅を続ける物語です。
父親がなくなり、母親と女2人だけの旅。山を越えねばならない時は、道は険しく、馬車から降りて押さねばなりません。
天候はいつも晴れとは限らず、持ち金が少なければ宿にも泊まれず、馬車で野宿のような生活…。
同い年くらいの時にアニメを観たのですが、ペリーヌの賢さや、体の弱い母親への気遣いに、しっかりとした子だな、と思いました。
途中、母も失ってしまうのですが、その前後は、哀し過ぎて、いつも涙があふれます。
マロクールに着いて、祖父が工場などを経営している偉い人で、周囲の人を寄せ付けない雰囲気に、孫だと言い出せないペリーヌ(インド人である母との結婚を許されずに、父である息子は家を出ていました)。
孫だと言わないまま、祖父の工場で働き始めたペリーヌは、天性の賢さと優しさ、それから、しなやかな強さで、周囲の人を魅了します。
ペリーヌを助け、励ましてくれる人も現れます。
もちろん、ズルくて悪い人たちには意地悪をされたりするのですが…。
私が「ペリーヌ物語」に望んだのは、祖父と孫ペリーヌの2人の幸せでした。
難しい問題?にも、立ち向かっていくペリーヌの旅と、祖父にどうやって孫と気づいてもらえるのか、子供さんにぜひ、読みきかせてあげてください。
感動の名作です、お勧めします。